Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

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英国ロイヤルオペラハウス・シネマシーズン ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』新演出

英国ロイヤルオペラハウス・シネマシーズン、ロイヤル・バレエ『白鳥の湖

日本でもこの夏映画館でご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

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若手振付家、リアム・スカーレット演出による、31年ぶりの新『白鳥の湖』です。

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白鳥の湖』はクラシック・バレエの中でも最も頻繁に上演される不朽の名作。バレエ団にとっても〝顔”となるべき作品である。名門ロイヤル・バレエにおいて、その『白鳥の湖』が31年ぶりに新しい演出によるプロダクションに一新されることは、2018年のバレエ界における最大の話題であり、大きな期待を背負って製作された。幕が開くと、主要な新聞批評で絶賛の嵐を呼びチケットは瞬く間にソールドアウト。弱冠31歳のリアム・スカーレットとロイヤル・バレエは輝かしい成功を納めた。

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チャイコフスキーによる不朽の旋律により、不動の人気を誇る究極のバレエ作品、『白鳥の湖』。ロイヤル・バレエでは31年ぶりに新しいプロダクションが、注目の若き天才振付家リアム・スカーレットの手により生まれた。1895年にマリウス・プティパとレフ・イワーノフによって振付けられた2幕の白鳥たちが舞う湖畔のシーンはそのままに、気鋭の美術家ジョン・マクファーレンによる絢爛たる舞台美術、新しい振付と設定を加えた。英国バレエ伝統の演劇性を強調したドラマティックな演出により、鮮烈で壮麗な愛の傑作が誕生した。

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白鳥の王女オデットと、悪魔の娘オディールの二役を演じるのは、

ロイヤル・バレエトップ・プリマのマリアネラ・ヌニェス。

気高く抒情的なオデットと魅惑的なオディールを演じ分け、3回転も織り交ぜた

グランフェッテなどで見せる超絶技巧、

悲劇的な運命の中で王子との愛に殉じる強い想いが伝わります。

ハムレットのように苦悩する王子ジークフリート役は、優雅な立ち姿と長い手脚、

伸びやかな跳躍が貴公子そのもののワディム・ムンタギロフ。

ふたりの至高のパートナーシップ、ご堪能あれ。

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<あらすじ>

1890年代、女王の側近に化けた悪魔ロットバルトに操られた宮廷が舞台。花嫁を選ぶことを強いられている悩める王子ジークフリートは、白鳥の姿に変えられたオデット姫が夜のひと時、人間に戻る様子を見て恋に落ちる。

オデットは誰も愛したことがない者の真実の愛の誓いだけが、この呪いを解くことができると語る。だが結婚相手を選ぶ舞踏会で、ジークフリートはオデットとうり二つの妖艶なオディールに魅せられ、愛を誓ってしまう。

ロットバルトは悪魔の正体を現し、オデットへの誓いは破られた。裏切りを知ったオディールは絶望し、死ぬことでしか呪われた運命からは逃れられないと悟る。許しを乞う王子は湖畔にやってくるーー。

【振付】マリウス・プティパ&レフ・イワノフ
【追加振付】リアム・スカーレット&フレデリック・アシュトン
【演出】リアム・スカーレット
【美術・衣装】ジョン・マクファーレン
【作曲】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
【指揮】クン・ケセルス
【出演】マリアネラ・ヌニェス(オデット / オディール)
ワディム・ムンタギロフ(ジークフリート王子)
ベネット・ガートサイド(ロットバルト:悪魔 / 女王の側近)
エリザベス・マクゴリアン(女王)
アレクサンダー・キャンベル(ベンノ:ジークフリートの友人)
高田 茜、フランチェスカ・ヘイワード(ジークフリート王子の妹たち)