Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

吉田都さんのスーパーバレエレッスンから 指導法を学ぶ 第12回「ロメオとジュリエット」第1幕 バルコニーのパ・ド・ドゥ その2

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《第一幕 バルコニーの続き・吉田さん》

ジュリエットのこのバルコニーのシーンはほんとにそれこそパートナー信用しきって、

思いっきりオフにいったりとか、もっとこう、引き上げる踊りじゃないんですね、

もっと、地に足についた踊りになっていますから。

その辺のスタイルの違いを学ぶのはすごく時間がかかります。

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 1)1分26秒 今の音楽と、遅くなったね遅れちゃったね。今、でも今ね、

ステップを考えてるのはわかるんだけれども、なんか一つ一つがこのステップ、

このステップってね。もっとこう、、、気持ちの高まりみたいなのが

ステップに入ってるから、それをこう・・・・そう、それでここのところだけど

かなりこういう感じ(引っ張る)行って、で、そうそう。(戻る)

大丈夫かな、で、これもなんだろ、アラベスク、みたいに考えないで、

かなりね、こう真後ろに、クロスして、こーいう感じ。

うん、そうそうそう、そんな感じ。

そうするとかなりオフにできるでしょ。普通にアラベスクじゃなくて。

そうそうそう、今!で、今、アラベスクの降りる・・

もっと後ろ足あげて そうそうそう 

3分20秒 今の所さあ、あのーー、見てもいいけれども、

それより背中でロミオ感じて。こう、きてるの感じて。

のほうが、いいかもしれない。それとそのリフトのあとね。

あのポワントでも、プリエでも、アラベスクで降りて。ちょっとここのこのリフト。

で、アラベスクーーだから男性、そうそうそう、男性かなりこう、

なんていうかで、はい、プロムナードからピルエット、はい。

これ難しいけどもうちょっと、今すごく足が、そう、男性結構こういう感じで

やってる。うん、ちょっと違うな。こう、足押してる?

もしかしたら、もうちょっと足押して、こう、、、張ったほうが。

あ、はいはい、で、もうじっとして動かないで。だいじょぶ?

この走るリフトからで。はい、そうそうそう今いい感じよ。

5分56秒 ごめんね、そこね、そこオフバランスなんだよな。リフトじゃなくて。

(オフバランスーーバランスの軸をずらしたポーズ)

男性そのほうが大変なのかな。オフ、たん、たん、オフ、たん、たん、

そう、今の今の。大変なのかもね、男性。平気?だいじょぶ?ひねった?

さっきのアップサイドダウンのリフトの。いいラインの。

で、そのあとも、こう、見つめあって、かなり近いからもうーーーああっ、

みたいな感じ。で、降りた後も、(スカート持って)気持ちがこう・・・

気持ちで、向こうに。

7分44秒 それセンターね。

8分05秒《吉田さん》

そうですね、なかなかこう、スタジオの中で、その、役柄に入って演じたりとかいうのは難しいものもあるんですけれども、でもやはりここの場で、それを積み重ねて行かないと、本番になって急には出てこないんですよね。

やはりその点はすごく、意識してリハーサルをしていかなくてはいけないことだと思いますよね。

もちろん、たぶん、生徒さんとかも、彼女たちなりに、自分で考えた表現の仕方をしていると思うんですよ、その役に対して、あの自分は今こういう風に思っているからこう表現しているって。

それはそれで間違いじゃないので、全然、あの、そのままでいいんですけれども、でも、もっと伝わる方法とか。どんどんこう、また、変わっていくと思うんですよね。

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レッスンシーンに戻る

9分04秒 でもその前の所の、ケネスのさあ(ケネス・マクミランーー1977年まで英国ロイヤルバレエ監督)パ・ド・ドゥって、ほんと、台詞みたいになってるから、ねえ。全部こう、理由があるわけよ。

でその、さっきの走って、、行く所も、徐々に彼も積極的になってきて、

あ・・・あ、もうちょっと、無理無理、みたいな感じのが、もう少しみえたほうが。

で、多分今、慣れてないから、全部がこうすごく早いスピードで行ってるけど、

もうちょっとこう、彼が何か言って、こうジュリエット、こういうのが、

もう少し、時間を。

2)これをもっとこう、こうーー彼を見てーーためてためてーー今は結構、

彼がこうやったら、こうして、こうして、っていうのがすーごく見えるから、

もっとこう、手を使うならこう、ぐわあっていうのが。

で、もうちょっとこう見つめてもいいかもしれない。

やっぱりね、アイコンタクトが必要なのよね、もっとね。うん、

スタジオの中でって難しいけれども、でも、このパ・ド・ドゥはここが

ホントにそこが、一番肝心な所だから。

57秒 今さあ、ちょっと。ジュリエットがかなり積極的になってるの(笑)

ーー今もうね、手ともう一緒に行ってたから、手を出されたら、

最初手(からめて)そこから、(相手を見る)これ、すごくこれが大切なのよ。

気持ちからーーなんかどうもね、、手と身体とが一緒になっちゃう。

手をこう妙にドキドキするーー手にいって、そう、

そこはもう二人とも、手に集中して。

そう、よくなったよくなった。もうちょっと近く。大丈夫?今のリフトね。

それ、ここ(太もも前面)こういう感じで渡してーーなんかやりにくそうなんだよな。

でも人それぞれだから、どんな感じ?なんかほら、もうちょっと

上のほうがとか下のほうがとかあるかな、あの、男性もね。

手、一緒の所にしてる?微妙にずれたほうがいいのかもしれない。

でもこれさ、あんまり(足)開くことを考えなくても大丈夫。

以外とこの、ターンアウトとか、そういう感じでも、ないのね。

リン・シーモアが(1959年英国ロイヤルプリンシパル。マクミランは彼女のためにジュリエットを振り付けたとされる)まあすごく綺麗なね、足の人だから、こう、思いっきりいけちゃうんだけれども、でもなんか、クラシックのちゃんとしたターンナウトとか、そういうのよりは、もっとパッションだったりとか、気持ちのほうを重視するパ・ド・ドゥだから。

あんまりこうカチッと、クラシックみたいに、こうとかね、もうホントに、自由にやっていいかな。あんまりでも何回もやって、腰痛めないように。

5分25秒 できればまあ、リフトとしてだから、あれだけど、できればもっとこれを(肩を使う)使って、欲しい感じ。

今ちょっとこれだけ、でもまあ今の、それで、大丈夫、それで。

ちょっと音楽なしで一回だけ。今、大丈夫?でもなんか足がすごく上がって、

だからたぶん、背中辛いよね、こう、なっちゃうよね。

できればそう、男性辛いんだけど、できれば足を、もう少し低めにしてくれると、

女性もうちょっとこう、上体をあげられる。かーなり辛いよ、足も。

はいはいはい、大丈夫?辛い?うん、、つらい・・・・うん、そうでも

これみんな苦労する。でも、女性としてはやっぱり、足がこうで、(平行)

ボディーがこういう感じ(斜めに)あんまりこう上がっちゃうとね、

かなりこう背中柔らかい人じゃないと、これは辛い。

7分14秒 今のリフトもよかった、でもあのなんか、よし、行くぞ、みたいなのが。

もうちょっとこう・・・みたいのが。だって彼が、こうやって、止めるから、見えないけれどもね。

8分34秒 《ピーター・ライト》

ロイヤルオペラハウスでは感情をどう投影するかが問題です。馬蹄形の劇場なので、後ろまで感情を伝えるのは難しいのです。感情を投げかけ視線を集中させるのはとても重要です。また腕の動きに視線、頭、鼻、全てを伴わせる必要があります。

難しいことですが、ダンサーが動くとき、全ては伴っています。それが観客に届くのです。常にそうでなくてはなりません。頭と視線は特に重要です。