Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

吉田都さんのスーパーバレエレッスンから 指導法を学ぶ 第3回「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」第2幕マイム

第3回は、前回と同じ演目、フランスの田舎を舞台にしたドタバタ喜劇のバレエから、第2幕のマイム、演技の指導です。

マイムとは、セリフの部分を表現するバレエ特有の仕草のこと。

リーズが恋人との結婚生活を思い描く場面でマイムが使用され、演劇の国英国、またアシュトンの「ロイヤルバレエ」ならではの要素がたっぷりと盛り込まれています。

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1)例えば白鳥やくるみだと技術で見せる、でもこの作品はもっと自然に「演じ」なくてはいけない。「舞台上で」「自然に」とはどういうことか。

ーー生徒は前回と同じく坂本春香さんです。

・上を向きすぎない。ここは長くて立っているだけだけれど、ただ下を向いているだけではなくて、何を考えているのか。徐々に目線を上に上げていく。目線は二階席ぐらいまでで止めて、そこで考えてるなっているのを。

・音楽を聞いて何かこう思いついた感じで呼吸が入る。手を胸の中心に「わたしは。結婚します」

・徐々に、いろいろ頭の中を考えているのがわかるように。

・指輪のところ。結婚も、お客さんに見える感じ。こういう風に指輪をつける感じ。考えながらドレスを「着る」、感じ、ふわふわの、綺麗なドレスがみえるように。

・ぴったりしたところから、こういうふわっとしたドレスだから、ここは手を使わない。

・ベールのところ、肘をはる、お花をもらって、もっと低いほうがいい、あまり顔の近くよりは。で、はっと気がついて。

・手がもっと後ろから、回転して。横に立っている感じで、いないけれども、彼がいるように意識して。

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(吉田さんインタビュー)

普段の生活で、悲しいときはどういう表情をするんだろうとか、いろいろ他の人をみて研究していた。イギリス人は控えめとは言え、ジェスチャーは大きいわけですよ。だからそういうのをみて自然と学んでいったり。イギリス人の日常生活の中からヒントを得た。

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・花束持って、彼がいて、はあ、なんかこんなこと考えてーーーって言うのを表現したりする。ああ、妊娠するかもってのを考えて考えて考えてひとり?ふたり?ううん、さんにん?とかね。

・足叩くところ早い。勉強みてあげるところ、子供の顔よりも。

・ここもね、次、赤ちゃんに行く前になぜかわからないけど言われるのが、「はあーーー」って(呼吸)大げさなぐらい、やるというのが毎回言われる。ここね、キスしてもいいし。あやす。

2)・そうタイミングぴったり。すごく良くなったけれど、歩くところが急にバレエっぽくなってしまう、歩く前に「はっ」(呼吸)っていうのを。

・追いかけるところだ、本置いて、こういうバレエになってるから(笑)、今だとバレエになってしまっているからもっと普段の生活みたいに。

・しーってやってから、って赤ちゃん起こさないようにーー

・すごくよくなったけれど、振りが体に入っていない。でも自分の中でストーリを頭で考えながら。バレエっぽくならないように、自然に。クラシックの、古典のマイムもあるけれども、これはストーリーテラー、彼女が想像していることを体で表選する。

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ピーターライトさんのインタビュー

・英国ロイヤルのバレエスタイルは、フレデリック・アシュトンと彼の振り付けに始まったと言えます。(フレデリック・アシュトンーー1963年から70年の初代監督)

それまではチェケッティ系をベースにしたトレーニング、腕やラインなど全て厳密だったが、それを打ち破ったのが彼で、流れるような、重さを感じないものにしたのです。それが英国スタイルの始まりだったと思います。

ミヤコ他の英国人ダンサーよりも上手に英国スタイルで踊ります。

アシュトンは彼女を大変ひいきにしていました。それで彼の名作、ラ・フイーユ・マルガルデに主演したのです。