Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

くるみ割り人形「金平糖の踊り」ヴァリエーションを集めてみる

コンクール、特にローザンヌで上位入賞を狙うなら。くるみ割り人形金平糖のヴァリエーション」女子出場者なら誰もが考える一曲だと思います。

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難易度も高いし、テクニック、表現力、全てが詰まっていて、うまく自分の魅力が活かせる要素がどこかしらある。うまくいけば「勝ち」組の選択になりやすい。

個人的には「くるみはコジョカルちゃん以外に誰がいる!」という一言ですが。

英語では「The Nutcracker」「Dance of the Sugar Plum Fairy 」、

フランス語では「Casse-noisette」「Danse de la Fée Dragée」となります。

舞台装置、お衣装などの違いも各国、面白いですね。

・まずは王道!英国ロイヤルバレエ団から。

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吉田都さんの十八番。こちらはロイヤル時代ですが、ローザンヌも高評価。

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バーミンガム時代の都さん。テンポ早め。若さゆえの可愛らしさが自然。

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・2010年 ボリショイバレエ団。背景が特徴的ですよね。

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・2012年、マリインスキー・バレエ。同じロシアでもこれだけの違いが。

テンポも演奏全体も弱めでスローな感じですが、踊りはいいですね。

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・そして最後に我らがパリオペラ座。ミリアム・ウルド・ブラームしか見つけられなかった。今ならレオノーラなど、愛らしい系の顔立ちで適役がいると思うのですがーーー

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ーーーことミリアムに関しては人間味が感じられず。

今回は、演劇の国、おとぎの国、ハリポタの国の英国ロイヤルに、文句無しの賞杯、というところでしょう。

【kotorioからのひとこと】

カルメン、ドンキなど個性の強い役、キャラクターのはっきりしている役、

また白鳥と黒鳥など解釈のしやすい役のヴァリエーションだといいのですが、

金平糖って、中学上がったぐらいで発表会で踊れてしまうから、逆に、プロのカンパニーの「ホンモノ」が問われるのかも。

バレリーナに限って、金平糖の動画なかなか見つからないのはどういう訳だろう。