Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

英国EU離脱とダンス界の将来 その1

英国が欧州連合EU)を離脱する2019年3月29日まで残り1年を切りました。

英ダンス界からは、ニューアドベンチャーズマシュー・ボーン

ロイヤル・バレエ芸術監督のケヴィン・オヘア、振付家アクラム・カーン、

ウェイン・マクレガーらが、離脱に反対の署名をしていました。

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今後、どのような影響があるのでしょう。2回に分けて、考察します。

ダンスは「長期/グループによる/継続的な訓練を必要とする/技術を持つ/常時雇用の従業員に依存する」芸術活動です。

国際的な舞踊言語によって語られ、様々な国々の伝統が合わさったアートです。

中でもコンテンポラリーダンスは、様々な国や伝統に起源をもち、カンパニーは世界中から人材を集めています。

ロイヤル・バレエ、コンテンポラリーのランベール・ダンス、アクラム・カーンなど、

将来のEU離脱が経営、アーティスト、創造的な仕事に与える影響を案じています。

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一番に問題となるのは「経済と入国」に関してです。

ダンスカンパニーは、緊縮財政の影響を受けており、英国だけでなく、

EUからの基金に依存しています。

売れるための「ヒット作づくり」をリサイクルすることが目的なのではありません。

カンパニー継続には税金で支えていくことが必要です。

ロイヤル・バレエの芸術監督、ケヴィン・オヘアはこう述べます。

「もしEU離脱が景気の悪化を招くことになれば、芸術文化に寄せられる民間・公共投資に悪影響は否めず。同バレエの意欲的な計画も、難しい決断を迫られるだろう」

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ダンサーの雇用と入国について、さらに複雑な問題があります。

振付家アクラム・カーンは「入国とビザの規制が見直されれば、ダンサーの移動も制限され、最も優れた国際的なパフォーマーをよぶことも難しくなる」といいます。

自身のカンパニーの、ヨーロッパ出身メンバーのビザについて案じているそうです。

前述のオヘア監督もこう付け加えます。

「英国の芸術は、EUのアーティストが自由に入国できることから恩恵を受け、それにより我々は最高の才能を呼び寄せることができるのです。

グローバル市場で競争力を保つためには必須です。もし英国がEUを離脱すれば、どのように世界的な才能を引き付け、維持していったらいいのでしょう。

また、英国人がほかのEU諸国で働く機会も難しくなるのではないでしょうか」

http://www.abo.org.uk/media/128619/ABO-Brexit-report.pdf

Brexit: what does it mean for the arts? | News | The Stage

LSE BREXIT – Long read | Freedom of movement: what Brexit means for dance

ーーーーーーその2に続く