Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

宝塚歌劇月組 ミュージカル『エリザベート-愛と死の輪舞-』制作発表会

1992年、ウィーンで誕生したミュージカル「エリザベート」は、

1996年に宝塚歌劇で初めて上演されて以来、今公演で10回目となる代表作です。


黄泉の帝王トート(死)を主役に、オーストリア皇后エリザベートとの物語を

美しい旋律で彩ったこの大作ミュージカル。


着実な進化を遂げているトップ珠城りょうさん、今公演での退団が発表された、

娘役の愛希れいかさん、二人を中心とした月組が挑むことに。

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5月に行われた製作発表会では愛希さん扮するエリザベートが、

名曲「私だけに」を静かに歌い始めます。

重厚でありながら透明感のある歌声で、誇り高く孤独な皇后の心情を表現。

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続いて、黄泉の帝王トート。エリザベートに怪しげな笑みを投げかけ、

一礼する珠城さんは、大胆な歌い方で少しアレンジを加えていました。

エリザベートへの激しい想いを熱唱する、「最後のダンス」。

まだ製作発表の段階なので、これから役作りで深めていくのでしょうが、

いつもの勢いだけではなくて、帝王の瞳の奥に揺れる

「憂い」のような部分を出せたらいいのではないかと思います。

私、kotorioは1996年の雪組初演、一路真輝さんと花總まりさんに通いつめ、

以来、帝劇も含め、日本でエリザが公演された時は、ほぼ全て、観劇しています。

(そしてウィーンのミュージカルも・・・)

やはり初演の雪組、歌唱力もさることながら、全てにおいて最強ーーー・・・。

ルドルフはちなみに、香寿たつきさん、東京で和央ようかさんでした。

 

宝塚は、20世紀のベルバラ、21世紀のエリザベートという、

二大作品を持っていることになります。

エリザベートは2年前に、初演から20周年を盛大に祝いました。

こうして、名作が代々引き継がれていくことは、素晴らしいことです。

宝塚エリザの10代目となる歴史に堂々名を残すお二人、

頑張って欲しいと思います。下記サイトでは、製作発表会の

ダイジェスト映像8分もアップされています。

制作発表会レポート | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ