Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

日本公開のドキュメンタリー映画「新世紀パリ・オペラ座」

パリ・オペラ座の舞台裏に関しては、これまでも多く映画が作られてきました。
最新のものでは、ドキュメンタリー「新世紀パリ・オペラ座」が日本公開されていたんですね。

どなたかご覧になった方、いらっしゃいますか?

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「フランスが誇る芸術の殿堂パリ・オペラ座は迷っていた。ルイ14世の時代から350年以上にわたる伝統を守ってきた彼らにも、時代の波は容赦なく押し寄せる。選ぶべき道は、歴史の継承か、新時代の表現か。
さらに史上最年少でバレエ団芸術監督に大抜擢され、"ナタリー・ポートマンの夫"としても注目を集めていたバンジャマン・ミルピエの1年半での電撃退任と、カリスマ・エトワール:オレリー・デュポン就任というマスコミをも巻き込んだ大騒動。

そして2015年11月、パリの劇場が襲撃された同時多発テロ。混迷を極めた今の時代に、彼らは自問し続ける。「今、オペラ座に求められるものは何なのか──?」

日本語字幕付きなので安心して見ることができます。

www.youtube.com

作品はオペラを中心に描いていますが、もちろん、バレエ・ダンスファンにも面白く受け止められる映画に仕上がっています。

2015年1月から1年半かけて撮影。登場するのは、歌手育成プログラム、パリ・オペラ座アカデミーで学ぶ若いバス・バリトン歌手ミハイル・ティモシェンコさん。

教育プログラム「学校とオペラの10か月」で学ぶ子どもたち。

オペラ座総裁ステファン・リスナーを取り巻く黒い渦。

激動の1年半の実話が、そのままドキュメンタリーとして撮影されています。

シーズン最初にストライキで公演中止、同時多発テロ、新制作『ニュルンベルクのマイスタージンガー』主演歌手の初日前のドタキャン。

バレエサイドでは、歴史に残る、バンジャマン・ミルピエ氏の退任劇!

普通の神経の持ち主なら、軽く5回は胃潰瘍で倒れていそう、そんなスキャンダルだらけの一年です(笑)

それでも、このドキュメンタリーを通して伝えているのは、その「ゴタゴタ」劇の部分ではなくて。

次々とやってくる困難をどうやって乗り越えたか。

オペラ、バレエーーー世界最高峰の「パリオペラ座」に携わる全ての職業の、人間の、舞台への「愛」、があるから。

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