Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

パリオペラ座350周年に向けて その3 

2016年、20世紀を代表する振付家マッツ・エックの引退と作品の封印が報じられました。

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ダンス界ではとても衝撃的な事件で、オーレリー・デュポン監督がひたすらにこの1年半説得を続けた結果、オペラ座のためにふたつの作品を創作する承諾を得たそうなんです!!!!

新シーズンのプログラム発表に際しオーレリーはこのことに触れ「とても誇らしく思っています」。オペラ・ガルニエで、2019年6月22日から7月14日。

マッツ・エック氏の公式インタビュー動画がパリオペラ座サイトに公開されています!

www.youtube.com


シーズン開幕ガラでオペラ座のレパートリー入りしたオハッド・ナハリン「デカダンス」。彼の特殊なダンススタイル「ガガ」にオペラ座のダンサーたちが挑む!?

例年以上にコンテンポラリー作品が多くプログラムされているのも特徴かもしれません。

2月にオペラ・バスチーユでヌレエフ「白鳥の湖」以外、2019年はコンテのオンパレードです。

2月「ゲッケ/リードベリ/シェルカウイ」、3月。ベルギーのローザスがゲストカンパニーとして、4月「レオン、ライトフット/ファン・マーネン」、5月、オペラとバレエの「イヨランタ/くるみ割り人形の再演。

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シーズンの最後にマッツ・エック2新作。

オペラ・バスチーユではウェイン・マクレガーのダンサーとオペラ座のダンサーが一緒に踊る「Tree of Codes」の再演も。

ステファン・リスネール総裁曰く「350周年はレパートリーとクリエーションの年」

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来シーズン最終公演「Tree of Codes」。前回はガルニエでしたが、今回は会場をバスチーユに。個人的にもそのほうが、オラファー・エリアソンの舞台美術を鑑賞するに良い環境だと思います。

2018〜19年発表は、対談形式でプログラムの内容に触れていきました。

バレエに関しては「3つのグノシエンヌ」をリュドミラ・パリエロと踊ったユーゴ・マルシャンが質問し、オーレリー・デュポンが答えました。

オペラ座バレエ団はクラシック・バレエのカンパニーと宣言する一方でコンテンポラリー作品を多くプログラムしていることについて、オーレリー・デュポン監督の答え。

ーー「今日のクリエーションは未来クラシック。私はリスクを冒し続けるでしょう。 ダンサーにも、必要な覚悟です。パリ・オペラ座が2019年に350年迎えるという記念すべき事実は、こうした芸術的な野心の積み重ねの歴史なのですから」

 

      ーーー以上、パリオペラ座・350周年に向けて シリーズ3回終了です。