Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

パリオペラ座「ミルピエ作品」と「ボレロ」・アマンダの回 観劇 

ミルピエ去ったのに未だパリオペレパートリーになっているこの訳のわからない作品、どうにかしてーーと思って、絶対観に行くものかと決めていたバスティーユ

しかしながらオネーギンもさすがに10回以上見ると疲れてきて、自分リセットしにバスティーユに向かいました。

15分のボレロだけがあくまで目的。売り出しと同時に完売だったこの演目、運良くカテゴリー4の席をゲット。

真正面だから舞台装置、美術がきちんと見ることができます。バスティーユの作品はそのためにも、正面から見ることをオススメします。

 

VENDREDI 02 MARS 2018 À 19:30
Daphnis et Chloé
Daphnis Mathieu Ganio
Chloé Dorothée Gilbert
Dorcon Alessio Carbone
Lyceion Eleonora Abbagnato
Bryaxis François Alu

Boléro
Soliste Amandine Albisson
Danseurs principaux Audric Bezard Vincent Chaillet

 

こちらがパリオペ公式の今年のプロモ映像、30秒。

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オーレリー時代のダフィネとクロエの全幕、1時間3分の映像です。

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この日は主役ドロテとマチューの日。マチューガニオって、結構ふくらはぎに筋肉が着いてしまって、それほど足がながーい、という訳でもない。さらにこのミルピエのダサい衣装をまとうと・・・。

若手の、23歳のエトワールも誕生しているオーレリー時代にあって、もうマチューも大ベテランの域に入ってしまったんですね。

この30代二人組は安定しているものの、ミルピエの振り付けたストーリー自体がわたしはあまり好みではないので一時間はほとんど舞台美術、装置、照明の動きを追って、それがダンサーをどう見せるか、という点に着目して観ていました。

20分の休憩を挟んで、15分のボレロ。このためだけにチケット完売となっていると思われます。

ボレロの公式プロモはこちらが出ていますが、思いっきりニコラ・ル・リッシュじゃないですか。

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この日のボレロを踊ったのは、女性エトワールのアマンダ・アビッソン。来日もしていますよね。

https://res.cloudinary.com/opera-national-de-paris/image/upload/c_crop%2Ch_5000%2Cw_3333%2Cx_0%2Cy_0/c_fit%2Ch_435%2Cw_770/f_auto/v1/user_photos/z6j4znlqukoezljmeubt

1989年生まれ。1999年にパリ・オペラ座学校に入学し、2006年にパリ・オペラ座バレエ団に入団。2014年、25歳の若さでエトワールに任命される。伸びやかな長身を生かして「白鳥の湖」オディール役など古典作品から、ミルピエ振り付け「ダフニスとクロエ」など現代作品も得意とし、幅広いレパートリーを持つ。

それほど身長のある人ではなく、また筋肉質でもありません。

この演目を踊る人は皆、ジョルジュ・ドン、ニコラ・ル・リッシュ、シルヴィ・ギエムの呪い(笑)を乗り越えなければならない訳ですが。

f:id:kotorio:20180303190304p:plain アマンダ

わたしとしては感想は特に可もなく不可もなく、という感じ。ただ、ギエムなどが踊ると、そこには愛憎含んだ個人的な私の思いが混入してしまうので、キレイに「作品」という意味で舞台全体を15分間鑑賞する、という点では、まっさらな状態で向き合うことができたかもしれない。

アマンダの髪はポニーテールで、長い黒髪にしていました。ちょっと違和感あり。

それにしてもバスティーユって、音響が良すぎて、拍手の音が、文字通り「割れんばかり」に聞こえるのですね。ボレロは演目に対して拍手がおくられているような気もします。

パリオペの中には、インタビューを読むと「いつか自分もボレロを踊りたい」と言っているダンサーが多いですね。

こちらがギエム引退ツアー、2015東京のカウントダウン&アデュー映像。

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