12月11日のプルミエから1月6日まで、全18公演。
2016年末の「白鳥の湖」で、ジェルマン・ルーヴェとレオノール・ボーラックの二人のエトワールが誕生し、感激したのは1年前になるんですね。
そして今年もサプライズ。
最終日前日にヴァランティーヌ・コラサントがエトワールに任命されました。
ほんとうにおめでとうございます。
オペラ座のエトワールは男性8名、女性11名ですね。
さて、ドンキの感想ですが、
キトリ、バジルには、リュドミラ・パリエロとマチアス・エイマン、
ミリアム・ウルド=ブラームとカール・パケット(写真・このカップルは見たかった)
レオノール・ボーラックとジェルマン・ルーヴェ、
ドロテ・ジルベールとポール・マルク、
リュドミラ・パリエロとパブロ・ラガサ、
イサベラ・ボイルストン(ABT客演)とマチュー・ガニオ、
ミリアム・ウルド=ブラームとマチアス・エイマン、
アリス・ルナヴァンとイサック・フェルナンデーズ(ENB客演)、
ヴァランティーヌ・コラサントとカール・パケット
の9バージョンのカップルで構成されました。
このうち、初日のプルミエを飾った二人、リュドミラ・パリエロとマチアス・エイマン(12月14日)の日に、行きました。
リュドミラはスピード感のある、切れ味の良い動き。
バジルへの視線や色気は、アルゼンチン生まれ彼女の持ち味と言わんばかり。
マチアス・エイマンもそれに触発されたのか大健闘したと思います。
この役では、特に彼の高い跳躍ときれいな脚の動きが活きていました。
この作品はできればやはり本場ガルニエ宮でみたいものです。
その反面、パリ・オペラ座管弦楽団を率いたヴァレリー・オヴシアニコフの指揮は非常に評価の高いものでした。オペラ系が今後期待できそうです。