Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

ABTアメリカン・バレエ・シアター、2018シーズン、マクレガー新作

ABT(アメリカン・バレエ・シアター)の2018年METシーズンが発表されました。

ABT: Inside ABT

今週のお題「芸術の秋」

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ざっと見、ウェイン・マクレガー振付「春の祭典」はもっとも注目すべき演目でしょう。「Afterite」という副題が付いているのも、元はと言えば、セルゲイ・フィーリンが芸術監督だった時に、ボリショイのためにマクレガーが「春の祭典」を振付ける予定となっていたのです。それが、いろいろなスキャンダルに(フィーリンが)巻き込まれて、ずっと凍結状態になっていたので、私はてっきりたち消えになったものとばかり思っていました。

マクレガーがABTに作品を提供するのは初。初演は5月21日。

ABT常任振付家、アレクセイ・ラトマンスキーの「アレキナーダ」。プティパが1900年に創ったものの新バージョンを作る、と理解していいでしょう。f:id:kotorio:20110627134400j:plain

新作としては上記2点のみ。それ以外は珍しくクラシックが出揃いましたね。ジゼル、ラ・バヤデール、ロミジュリ(こちらはマクミラン版)、白鳥、ドンキ。

ラトマンスキー振り付け、初演で今年話題を呼んだ「ホイップクリーム」も再演が決定した模様です。

ナタリア・オシポワがゲストとしてデヴィッド・ホールバーグと「ジゼル」を踊るのは嬉しいですね。ナタリアは昔、このバレエ団に所属していたのですから。

でもホールバーグトの相性はどうかな・・・デヴィッド・ホールバーグはロイヤル・バレエにゲストの予定なので、とすると、ロンドンでもオシポワと「ジゼル」、ということになりますね?

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ABTは、キャストを見てからチケットを購入できるので(そのようなバレエ団は少ないです。買ってから失敗したー、あるいはあ、あの日にすればよかった、というバレエ団の方が多いですよねえ)主演カップルをしっかりと見極めて、この日とこの日、というように、見たいダンサーでチケットを買えます。

現在は国内ツアー中だと思いますが、2018年3月に白鳥でシンガポール公演の予定。

ロベルト・ボッレは「ジゼル」1公演のみですね。

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プリンシパルのイザベラ・ボイルストンは、12月、パリ・オペラ座ドン・キホーテ」にゲスト出演します。ユーゴ・マルシャンと2公演が予定されています。チケット取れたら感想はおそらく年明けにアップできるかと。

f:id:kotorio:20110320162604j:plain イザベラ、大人っぽい雰囲気でいいいですよね。フランスにはいないタイプの「女性」です。みたいなあ。

やっぱりパリが好き。3ヶ月間、フランスの地方都市で暮らしてみて、パリに帰ってきたことの重要性、パリという都市が、いかに芸術の中心であるかがわかりました。

ここには全てがあります。最低のモノから、最高のモノまで。昇る人から、落ちる人まで、全てが、あります。