Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

ダンサーと「グルテンフリー」

グルテンフリー」とダンサーの食生活について考察してみたいと思います。

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最近では海外セレブのグルテンフリーダイエットが流行ったり、セルビア出身の男子プロテニスプレイヤー、ジョコビッチ選手が自身の本で実践していることを明かし、世界ランク1位に上り詰める原動力になったと紹介しています。ジョコビッチ選手は、グルテンを断ってから11ポンド(約5kg)やせ、スピード、柔軟性、集中力が増した、と述べています。

ーーーグルテンフリーとは?の前に、そもそも「グルテン」とは。

グルテン」について知っておきましょう。グルテンは、小麦・大麦・ライ麦などの穀物に含まれるある2種類のタンパク質を水で練り上げたときにできる物質で、多くの人にとっては日常生活において無意識に摂取しているものです。グルテンは水に溶けにくく、また消化されにくいため、血糖値の上昇の原因となってしまいます。

 

ーーージョコビッチも取り入れたグルテンフリーとは?

グルテンが含まれていない、ということ。グルテンが含まれる食事としては、パン・パスタ・うどん・お好み焼き・ケーキ・クッキーなど。グルテンが含まれない食事は、そば・ビーフン・米・魚介類・肉・野菜などです。

ーーーグルテンフリーでなぜ痩せる?

なぜ減量効果が得られるのでしょう? もともと体の絞れているプロテニス選手が5kg減量とは、ただ事ではありません。ダンサーとて同じこと。5キロ痩せようとしたら、フラフラになって、朝のレッスンで倒れてしまいます。

グルテンは水に溶けにくく消化されにくいため、グルテンを摂取しないメリット=血糖値を上げないこと。血糖値が上がらなければ、脂肪の蓄積の原因となるホルモンのインスリンも分泌されなくなるのです。

ジョコビッチ選手も、グルテン過敏症と診断されたことがグルテンフリーダイエットを始めるきっかけとなったそう。


ーーー盲目的な「グルテンフリーダイエット」は、体を壊す危険性も・・・

小麦には、グルテン以外に炭水化物などの栄養分も含まれています。食後の血糖やインスリンの増加を抑え、空腹時の血中の中性脂肪、そして体重を減らすのに役立ちます。

ダンサーにとっても、厳格なグルテンフリーダイエットは逆に、体やパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性がある、ということは、覚えておく必要があるでしょう。

◇ダンサーの摂るべき食生活について、あの、世界のトップバレリーナの一週間をお手本に、私たちも学んでみませんか?6回の連載が始まります。お楽しみに!