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Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

ヌレエフの再来 美しき異端児セルゲイ・ポルーニン

19歳で英ロイヤルバレエ団の史上最年少プリンシパルとなるもピーク絶頂で突然の退団。バレエ界の異端児、セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー映画が完成しました。挿入歌“Take Me To Church”は1700万回以上の再生回数を記録し、バレエやポルーニン本人を知らなかった人々を驚愕の渦に巻き込んでいます。

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<ヌレエフの再来>と謳われる才能と、それを持て余しさまよう心。
美しい容姿と、類い稀なる才能で世界を魅了してきたセルゲイ・ポルーニン。
ウクライナ出身、19歳の時、最年少で英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルとなったポルーニンは、2年後、人気のピークで電撃退団。そのニュースは世界中に報道された。スターから自滅の淵へーーー様々な噂が飛び交う中、再び注目を集めたのは、グラミー賞にノミネートされたホージアのヒット曲“Take Me To Church”のMVだった。

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撮影時点では、ポルーニンはバレエ界に絶望し、ダンスを辞めようと思っていたそう。しかしながら9時間に及んだこの撮影に満足し、再び希望を見出します。ロシアに行って、モスクワ音楽劇場バレエ芸術監督(当時)イーゴリ・ゼレンスキーのもと、再び舞台に復帰しました。現在はミュンヘンにおり、映画出演など俳優業としてのオファーも来ているとのこと。

若く、すば抜けすぎたゆえの才能が「壁」に壊されるのは見ていられない。どこかギエムにも通ずる、むしろ若いゆえにそれよりも危うい橋を渡っているように見えて、心配していました。人生は生きるに値する、倒れても、何度でも立ち上がることができるーー

『ダンサー セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』

(2016年/英・米/85分 原題:DANCER)監督:スティーヴン・カンター 

『Take me to church』演出・撮影:デヴィッド・ラシャペル
出演:セルゲイ・ポルーニン、イーゴリ・ゼレンスキー、モニカ・メイソン
日本では2017年7月、Bunkamuraル・シネマほか上映予定だそうです。