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Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

パリオペ2018ー19 デュポンのインタビュー後半

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階級システムと昇進コンクールを変える意向はーー

「ない。階級はダンサーを守るもの、現代作品では階級は存在しない。振付家は学校を卒業したばかりの16歳を、引退を控えた40歳のダンサー同様に抜擢もできるが。一方で、古典では、16歳で「眠れる森の美女」を演じてもふさわしい技術と芸術性はない。ヒエラルキーとは学ぶこと。確固とした技術を蓄えながら、多く起用されることによって階級を登る過程のこと。16歳でレパートリー中最も困難なヌレエフ作品の主演をすることは、毒ですらある」

昇進コンクール継続の可否ーー

「オペラ座のピラミッドシステムは全ダンサーに昇進のチャンスを与えるもの。バレエ団ダンサー自らコンクールの維持について投票し、全員が継続で一致した。拒否する権利もあったにも関わらず」

伝統を動かしたミルピエの後、あなたは伝統に立ち返るつもりかーー

「彼がオペラ座を揺り動かした?2年では何もできない。私は変化に反対しないが公約実現には続ける勇気も必要。混乱をもたらし「変化が必要」とことあるごとに繰り返し、実際には何も変えないで去ったのはノーマルなことですか?動き続けるカンパニーなので全ての面で革命をもたらすつもりはなく、もちろん、改善の余地はあるが」

「ダンサーの引退年齢は42歳だが早く引退したい人にはその機会を与える。怪我をして36歳でプロテーゼを装着し痛みに耐えつつ踊るダンサーに、こちらの要求の全てを求め得ることはできない。踊れなくなったらここでは何もできない」

芸術監督の仕事はーー

「温かいお皿に新鮮な素材でメニューを作ること。明日のスターを育て、キャストのプログラミングをすること。ダンサーが必要としている作品と同時に、観客の要求をも知らなければ」「年に一度は無名の振付家に賭けてみる。たとえば、来年新作を振付けるイヴァン・ペレース」「芸術監督の仕事としてはパトロン探し、ツアー準備なども。今後5年間のビジョンがある」

エトワールはどのように育てるかーー

「人材を探し、踊らせ、心理的・肉体的に観察することによって。この仕事を去る時に幾人かの優れたエトワールを残したい。私は毎日のクラスレッスンを受けている。自分のため、ダンサーを観察するため。彼らは私をダンサーとして知り、その要求が高いことも知る」

オーレリー・デュポンの一日はーーー

「7時起床、8歳と6歳の息子たちを学校に送りオペラ座到着。10時のクラスのちリハーサル。3時半にオフィスに戻り、バスティーユへの往復を日に1回か2回。振付家と電話で打ち合わせ、公演日はベビーシッターと連絡を取る。24時帰宅。エトワールなら自分のことだけを考えればいいが、150人のダンサーを管理するのは違う」

芸術監督になっていなかったらーー

「踊りは継続しつつ、一歩引いたところにいた。オペラ座だと、偉大な振付家の抜擢が何もせずとも向こうからやってくる。好機は受動的に与えられた。しかし一旦そこを去れば、自ら学び直すことが必要。NYのマーサ・グレアムのところに行った。昔、グレアムテクニックを試みて良かった思い出があるから。マンハッタンで過ごし、パリと行き来してオペラ座での出来事を感知していた。テアトル・ド・パリから「The Bachelor」のオファーや映画の話があったが、一時保留してある」

2017-18シーズンについてーー
「古典の最高レベルを保つため主要クラシック作品を。ジュエルズ、ドン・キホーテ、オネーギン、ラ・フィユ・マル・ガルデ。オペラ座、及びバレエ学校はクラシックに基づいており、この遺産を受け継ぐのは必然だ。ピナ・バウシュの春の祭典、ミルピエのダフニスとクロエ、引退するエルヴェ・モローのための「ロミオとジュリエット(サシャ・ヴァルツ振付)は私も出演する」

「ジェームズ・ティエレ、クリスタル・パイト、イヴァン・ペレーズのミックスプロもいいだろう。イスラエルの振付家ホフェッシュ・シェクターがレパートリー入り。9月にはシェルカウイの牧神、84歳のオランダの振付家ハンス・ファン・マネンの三つのグノシェンヌをサティの音楽で上演する。バランシンのジュエルズ、ダイヤモンドもガラでーー完璧なプログラムだ」