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Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

適当な名称の見つからない悲しみ

f:id:kotorio:20170110004410p:plain Une certaine sorte de tristesse

別にサガンを真似るわけでもないが、この適当な名称の見つからない感情をなんと呼んだらいいのか知る人は。

人の卑しさの寸法をはかり、図に乗って、自分では何一つ生み出さないタイプの。

嵐を見たら「これは嵐だ」と判断する、そんな単純なことももうできないほど、自分が自分を食い尽くしやがて滅ぼす。

怒りの矛先がなく、虚しい遠吠えを繰り返すだけの、今日、昨日、明日。

怒っている。とてつもなく悲しんでいる。

一瞬の休息も与えない方法で生きてきた。ひとたび立ち止まってしまえば、もう二度とたちあがれなくなってしまうと知っていたから。

登攀具の何一つ持たず、素手で岩壁にかじりついている。あるはずの峰も薄雲で見えない。