Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

au revoir(オールボワール)

f:id:kotorio:20160820075113p:plain 日本語の「さようなら」は「さにあらねば」=別れるのが定めなら、という美しい背景をおっている。

フランス語もまた「オールボワール(サヨナラ)」は本来の意味は「また会いましょう」。

ーーーー「いつかまた会える」なんて、永遠のサヨナラと同じ。

たまたま今日メトロの中で手帳を見直していたら、こんな言葉が書いてあった。

いつ書いたのか、誰に書いたのか。

「挨拶がしたい人と 最後の時間を過ごせる。

そのことがかけがえのないことなんだ。

挨拶を言えるのなら、どんな状況だっていい。

握手だけでも、笑顔だけでも、ぐしゃぐしゃに泣くだけでも、

言葉なしに見つめるだけでも。

その時間と空間を「共有」できる、その一瞬が私の人生にあったことに感謝しよう」

言葉があるなら言葉で、ないなら心で、別れの挨拶は、ちゃんとしよう。

黙っていなくなるのが一番いけない。

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1996年ごろだったか『家族注意報』という連続ドラマがあって、大好きな天海祐希さんの、ヅカ退団後初のテレビ主演ドラマだったと記憶しているのだけれど、確かバラバラの進路になっていく家族の中で、中山忍が「お別れだけはちゃんと言わなきゃだめ。目と目を合わせて、ちゃんと言わなきゃだめなの」みたいなこと言ってたのがすご〜い記憶に残っているんですよね。

男は黙ってハードボイルド・・・じゃだめなのか・・・風とともに去っちゃだめなのか。

お別れだけは、きちんとしないと。それが礼儀ってものだけど、私いつも、黙って消えてしまう。明後日も、多分そうしようと思っている。良くないクセだね。