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Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

フレンチミュージカル『1789 Les Amants de la Bastille』

Danse Quotidien

 ミュージカル不毛地帯と言われているフランスですが、2000年以降「フレンチミュージカル」が爆発的ヒットをしている。また違ったフランスのエンタメシーンが語れそうです。

 ノートルダムに始まって、太陽王(ルイ14世)、モーツアルト、ロミジュリなど、フレンチテイストで脚色された、NYやロンドン(アングロサクソン系)とは異なる演出がうけて、世界至る所で続々ヒット中。

最も好きなのが「1789」(2012年フランス初演)で、昨年、小池修一郎先生により、宝塚月組で公演されたらしいです。主演のロナンを演じるトップの龍真咲さん、オスカル役「今宵一夜」のシーンで涙を流したのを観て以降、大好きなのですが(そして歌がとっても上手い!)名もなき平民役でも気品あり、神々しく、誰より男らしい(笑)

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 2016年4月からは東宝版で脚本新たに帝劇で演じられるようですが、プロモを観てがくっ・・・キャストが、歌が、いまいちです。ヅカ版の方がはるかに美しくカッコよく、切ない。

 フランス版なんてロベスピエール先生がノリノリロックで歌い踊ってるから笑えます。ダンス迫力ありますが、皆、体格いいし、個性的だし。フレンチミュージカルって「こうあらねば」みたいのがない分、歌と音楽と踊りで有無を言わさずグイグイ引っ張る感じ。ゆえにストーリー無視でがんがん見せる、という印象です。

 男性陣がね、ヅカ版見ちゃうと、もうどうにも「おっさん」たちがもごもごつぶやいているようにしか見えなくて・・・全然セクシーじゃない。

ベルバラとはまた違って、革命を民衆側から、また身分違いの恋をも絡めてお話は進んでいくのですが、ヅカ版が本家を超えて素晴らしすぎました。龍さんの歌が安定しているので安心して見られるのと、ユニゾンでのダンスシーンの迫力。

とはいえ原作ミュージカルがなかったらこの作品も日本上陸しなかったわけで。

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フランス版の主題歌。カーテンコールにも使われる曲で、盛り上がりが素敵です。

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Je Veux Le Monde、世界を手に入れたいという曲ですが、劇場版よりプロモのほうが圧倒的だったので。それにしてもヅカ役者さんの2倍ぐらいありそうな(体重、横幅とも)フランスの役者さんたち、太っ。貫禄あるのはいいんですが、もう少し美しいものを望むのはわがままなのか?

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♪「サイラモナームー」ってヅカ版でも東宝版でも歌ってますこの曲。フランス版のこの男性が私けっこう苦手。歌詞はすっごい大人なんですけどね。「サイラモナームー きっとうまくゆく もうお前を離さないと誓う〜」(日本語版)、やっぱりどう見てもヅカ版が一番男らしくカッコイイ・・・のはどういうわけだ。