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Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

人間を生ききること、瞬間を燃えつきること

これついて考えるきっかけを与えてくれた一冊の本との出会いがあった。

17歳から18歳になるときに出会って、私は人生について、生きるということについて、運命、宿命について、芸術について、愛するということについてーー

大きな歴史の中で、一滴の水にもならないかもしれない自分の人生を、

どう生きるべきかとほとんど震えながら、毎日考えつづえた。

それまでの18年間の未成熟な価値観を、根底から揺るがされた。

 ーーーふと気づけばあれから20年・・・ただ歴史の刻まれた、石畳の欧州にいるというだけで、私は毎日を死にながら、ただ呼吸をしているというだけの状態で。

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たとえ世にでるほどの才能に恵まれていなくてもいい、

今その芸術にたずさわるその刹那を、そのじぶんを、大切に思い、感謝し、燃やし尽くしたことが一瞬でもあっただろうか??

じぶんが救われたいからではなく、相手の魂になりたいとおもうほど、

狂おしく誰かを愛しぬいたことがあっただろうか。

文を書く人として、ダンサーとして、それを世に問うたことが一度でもあったか?

そうして我が道を選び、その時々を燃え尽き、後悔しないと言える一生であったのか。

一生を終えるとき私の日々は一体、何に捧げられたものと言えるかーーー。

「生きて」こなかった、これまでのじぶんの結果が今のみすぼらしい私だとすれば、これは当然の報いで、そこから這い上がるすべはもう残されていないということなのか。

全てを受け入れ、誤った人生の責任を肉体が滅びるまで取り続けなければならないと。

魂はとっくに死んでいるのに。孤独すらも感じられないまま、たった一人で。