Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

ドキュメンタリー映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』7月日本公開

パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏と伝統の受け継ぐダンサーたちの姿を描き出したドキュメンタリー映画、『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』。東京「Bunkamura ル・シネマ」での公開が7月22日(土)とのことです。公式サイトはこちらから。 backstage-movie.jp…

パリオペラ座&英国ロイヤル 夢の共演<バレエ・スプリーム>

2017年夏、バレエ界最高峰の二大カンパニー、パリ・オペラ座バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団の精鋭スターたちが日本で一堂に会するという夢の舞台が初めて実現するそうです。名付けて『オペラ座&ロイヤル夢の共演〈バレエ・スプリーム〉』。この記事を書…

パリ・オペラ座 新エトワール誕生!ユーゴ・マルシャン東京公演にて任命

パリ・オペラ座バレエの日本ツアーが始まっている中、素晴らしいニュースが飛び込んできました! 3月3日『ラ・シルフィード』。予定されていたマチュー・ガニオが怪我で降板。急遽主役のジェームズ役をHugo Marchand(ユーゴ・マルシャン)が務めました。 …

「ピナ・バウシュを読む」を書き終えて

こんな優しい微笑みのピナは珍しい。いつも寡黙で、哲学する人の横顔だったから。でも晩年は常にこんな表情を浮かべていたのでは、と思う。人として満たされた者だけが持つ独特のオーラ。与えたものだけが辿り着く、どこか、あるところ。 拒食症か戦時中の栄…

ピナ・バウシュを読む その4 京都賞受賞記念講演後半

・異なる国々や文化に根ざした多様な音楽財産が、私たちの作品には欠かせない構成要素となっています。オーケストラや合唱団との共同作業はまた、作品を再演する際に、新しい可能性への好奇心と意欲を呼び起こしています。 ・創作手法ーー問いかけによって創…

ピナ・バウシュを読む その3 京都賞受賞記念講演前半

「舞踊と演劇の境界線を打破し、舞台芸術の新たな方向性を示した振付家」として、ピナは2007年、日本の「第23回京都賞」を受賞している。記念講演で語られた一生を前後半に分けて振り返る。 ピナ・バウシュ | 第23回(2007年)受賞者 | 京都賞 《受賞理由》…

ピナ・バウシュを読む その2 Orphée et Eurydice - Pina Bausch 

www.youtube.com ピナと一緒に仕事をした振付家の証言。 「誰でもあきらめたこと、手放したものがある。一方でどうしても捨てられないものもある。戦争、災害、生き延びたばかりに、死ねなかったことを一生悔やみながら残りの生を生きざるを得なくなってしま…

ピナ・バウシュを読む その1「オルフェオとエウリディーチェ」

パリ・オペラ座ガルニエ宮で2018年ピナ・バウシュ振付「オルフェオとエウリディーチェ」上演が決定した。2008年、2013年シーズンでも上演されているこの作品を分析するとともに、改めて、ピナその人に近づいてみようと思う。シリーズ「ピナバウシュを読む」…

愛についての可能性ーーピナ・バウシュ「カーネーション-NELKEN」

20世紀後半の演劇・ダンスの歴史を塗り替えたピナ・バウシュ。80年代の代表作『カーネーション-NELKEN』が3月、さいたま芸術劇場にやってきます。 舞台一面を埋め尽くす無数のカーネーション。そこに現れた一人のダンサーが、ガーシュウィンの『私の愛する…

「ニジンスキー」パリ公演/カナダ・ナショナル・バレエ

ナショナル・バレエ・オブ・カナダの2017-18シーズンが発表され、2017年秋にパリのシャンゼリゼ劇場でジョン・ノイマイヤー振付の「Nijinsky ニジンスキー」が上演されることが分かりました。以下公式サイトです。 national.ballet.ca 《ジョン・ノイマイヤ…

ヌレエフの再来 美しき異端児セルゲイ・ポルーニン

19歳で英ロイヤルバレエ団の史上最年少プリンシパルとなるもピーク絶頂で突然の退団。バレエ界の異端児、セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー映画が完成しました。挿入歌“Take Me To Church”は1700万回以上の再生回数を記録し、バレエやポルーニン本人を…

ジェルマン・ルーヴェ、パリ・オペラ座バレエのエトワールに任命

昨年末のことになりますが、12月28日パリ・オペラ座「白鳥の湖」公演後、ジェルマン・ルーヴェが、パリ・オペラ座の総裁ステファン・リスネールによってエトワールに任命されました。瞬間の映像、何度見ても胸に込み上げてくるものがあります。 www.dailymot…

野生のピアニストーーアンニュイなフランス人、エレーヌ・グリモー

フランス人ピアニスト、エレーヌ・グリモーHélène Grimaudさん。現在は米国在住。フランスでコンサートでお目にかかれる機会は滅多になく、日本公演の方が多いぐらい。 人気は容貌ゆえと思いきや、彼女の独特の生い立ち、普通のお嬢さんとはべらぼうに違う価…

「コーヒー・ウィズ・ピナ」ーーピナ・バウシュのドキュメンタリー

www.youtube.com 「Coffee with Pina - By Lee Yanor 」(2006) 監督 リー・ヤノール Lee Yanor 振付 ピナ・バウシュ Pina Bausch Tanztheater Wuppertal(ヴッパタール舞踊団)収録作品「アグア」 Agua Paris 2002「Rough Cut」Tanztheater, Wuppertal 2005 …

ギエムという生き方を書き終えて

引退発表後の2014年、フランスの雑誌「テレラマ」の表紙を飾った、ギエムの「つま先」だ。同時代を生きたダンサーの全てがうらやんだであろう、神から選ばれし者に授けられた「足」。 現在、ギエムは、イタリアのローマとフィレンツェの間にある小さな街ラツ…

シルヴィ・ギエムという生き方・その4

・引退公演「ライフ・イン・プログレス」 2011年初演のマッツ・エック振付「BYE」。ギエムが、1995年「スモーク」で仕事をしたエックに電話をかけ「引退前にもう一度一緒に仕事をしたい」と頼んだ。エックは15日間でこの作品を作りあげた。ベートーヴェン「…

シルヴィ・ギエムという生き方・その3

・「マドモワゼル・ノン」 英ロイヤル移籍後は「仕事を選ぶ」ことで有名になった。ジャーナリスト嫌いはもとよりだが、バレエ団の監督に対してもノン。英メディアがつけたあだ名が「マドモワゼル・ノン」 「ダンサーは幼い頃から厳しい身体の訓練を受け、従…

シルヴィ・ギエムという生き方・その2

フランス国立視聴覚研究所(INA)アーカイブに19歳のギエムの映像が残っている。 www.ina.fr ・体操からオペラ座ダンサーまでの道のり ギエムは1965年パリ生まれ。父方の祖父母はスペイン内戦でカタルーニャからフランスに逃れてきた移民。祖母はフランス語…

シルヴィ・ギエムという生き方・その1

ギエムの引退発表は日本で大きなニュースとなったが、最後の公演も2015年大晦日のボレロも、好意的に評価する人は少ない。引退後2年、人々は彗星の如く現れる明日のスターに夢中で、彼女の名を探しても、引退を発表した以降の記事は、殆ど出て来ない。 彼女…

イリ・キリアンの詩篇性について

www.youtube.com 昨日はストラヴィンスキーの詩篇について書いたが、この作曲家の有名な言葉として「音楽は音楽以外の何も表現しない」というものがある。つまり「音楽は感情や心理を表現しない」「音楽は《超個人的な超現実的なもの》のみ表現する」という…

詩篇交響曲 イリ・キリアン Symphony of PsalmsーJiri KYLYAN

キリアンは、意外にもオーレリー・デュポンが監督として最初に選んだ作品となった。前ミルピエ監督は「バランシン、ロビンズなどアメリカ趣味を2年もの間オペラ座にもたらした、私はオペラ座の正当な歴史に回帰する」と述べたデュポンの意思、方向性が強く…

dance, dance, otherwise we are lost

2009年に急逝した振付家のピナ・バウシュと、それを継ぐドイツのヴッパタール舞踊団。3月にさいたまで来日公演があるようです。ピナの20年来の友人、ヴィム・ヴェンダース監督が3Dで映画化したことなどから、ダンスを知らなかった人にもだいぶピナの名前は…

La vie remplie de belle sonne

芸術は、至高の美を追い求める究極の「型」なのだと信じたい。

ローマ歌劇場バレエ団ーこうもり パリシャンゼリゼ劇場

パリオペラ座のエトワール、エレオノーラ・アバニャートが舞踊監督を兼任するローマ歌劇場バレエ。パリ・シャンゼリゼ歌劇場で1月にオペラ「こうもり」が公演されました。フィガロ、フィナンシャル・タイムズ紙を始め、多くの文芸欄で好意的に取り上げられ…

雪消月ーーLe parfum est fragile

日本の暦では春が立つ日だというのに、ぽつねんと前の季節に取り残され、動けないでいる。 昨日は学校で変な人から変な「気」をもらってしまい。せっかくの週末だというのに、間の抜けた土曜を過ごしてしまった。先週末、1日16時間から19時間勉強していて、…

レオノール・ボーラックのエトワール昇進

年末「白鳥の湖」で12月28日にジェルマン・ルーヴェ、大晦日の最終公演でレオノール・ボーラックがエトワールに任命されました。ルーヴェはオーレリー・デュポン監督就任後、初の新任エトワール昇格者。下はレオノールさんの任命時の動画2分で、オペラ座サ…

Hurlant de l'opprimé

物事が動かない時はいくらあがこうが動かず、動く時にはこちらの望むと望まずとに関わらず、一気に波のように起こる、いいことも悪いことも。それが今日の一日。心のどこかで予想していた成り行きだったのだろう、ショックというより、まあ結局、初心に立ち…

天空のジュエリー Brillance du ciel comme bijoux

土日に無理をしすぎたからだろうか、月・火・水ともう三日間も身体がだるくふらふらしていている。貧血気味なのか、かろうじて学校に行っても頭が回っていない。家での勉強もまったく拒否。原因はわかっている。 低レベル集団の中にいるだけでも時間の浪費で…

les étapes de la vie 生きる道、その過程

今日だけは勉強したくないーーーー。 語学学校の授業中、本気で荷物まとめて帰ろうかと思った。理由はいろいろある。 キャリアチェンジの岐路にいる。どちらを選んでも後悔はするし挑戦でもある。 残りの折り返し人生、で何ができるか、何を残したいか、 自…

パリオペ2018ー19 デュポンのインタビュー後半

階級システムと昇進コンクールを変える意向はーー 「ない。階級はダンサーを守るもの、現代作品では階級は存在しない。振付家は学校を卒業したばかりの16歳を、引退を控えた40歳のダンサー同様に抜擢もできるが。一方で、古典では、16歳で「眠れる森の美女」…

パリ・オペラ座バレエ 2017/18シーズン発表

パリ・オペラ座2017/18シーズン発表 ガラ(デフィレ、ハンス・ファン・マネン「3つのグノシェンヌ」シディ・ラルビ・シェルカウイ「牧神」バランシン「ダイヤモンド」)9月21日 ガルニエジュエルズ(ジョージ・バランシン)2017年9月24日ー10月12日 ガルニエ…

紺碧のヴァザーリ

D'azur, du ciel sans finーー フランスにいてイタリアを語ろうとするとき、いつも須賀敦子が居る。20代半ば、パリで学ぶことに違和感を覚えた彼女は30を前にイタリアに出直すものの、その後はむしろ苦難の道のりで、幸僅かだった彼女のことを、だから誰も悪…

Contre ceux désagréable

パリオペラ座のエトワール昇格に動きがあったようだし、本当はそちらの記事を書きたいのだけれど、どうにも腹ただしい日常の中、それをぶつける場所もなく「怒り」シリーズの連投になる。題して「アデュー(永遠のさようならを表すフランス語)有害人間」。 …

Contrôle de la colère 怒りのコントロール

détournementーーー 一旦消えたはずの「怒り」は単に洞窟に身を潜めていただけ。事あるごとに私自身をハイジャックして何処かへ連れ去ってしまう。 理不尽かつ会話が成り立たない時間泥棒6人を切ることにした。二度とその人たちに振り回されない。私に友は…

brunーー褐色の裏切り

無駄に過ごした週末の二日間を取り戻すべく、今週は自らの課題に取り組まなければ。今が正念場、ネットで時間浪費している場合ではない。ブログから身を置こうか、仕切り直そうか、幾度となく思う。そのたびデザイン変更を試みて、もしかしたら、私のそんな…

Ballet Dancer Sylvie Guillem シルヴィ・ギエム引退後

www.youtube.com 2015年の大晦日にボレロを踊り、50歳でそのダンサー生活に終止符を打った、フランス人ダンサー、シルヴィ・ギエム。パリオペから英国ロイヤルに移籍した際には、フランスの国家的損失とまで言われていました。別名「マドモアゼル・ノン」。 …

夜の闇、昼の星

Des ténèbres Nuit , De l'étoile du Jour 夜があまりに深いので、誰かが陽光をあきらめた。 いつかの広やかな、金色の麦畑をまぶたに浮かべ、 ぼくは見捨てた、幾つかの鳥の歌。世界の沈みを静かに見守った、 低い空と雲が混ざり合うあの線をなんと呼ぶかぼ…

たとえ蜃気楼だと知っていたとしても

Bien qu'il soit un mirageーーー あの海の向こうに揺れる街々が、たとえ蜃気楼だと知っていたとしても。突き進むことを止めない、それがなんだというのだ。永遠に辿りつけないとあざ笑う人々は、そこに向かって歩いたことすらない、温かな部屋の椅子に座っ…

シャーロック/SHERLOCK S4・E3「The Final Problem」

《今話の要約》 E2『The Lying Detective』は、登場した悪役カルヴァートン。連続殺人犯としてシャーロックを追い詰めるものの最後はシャーロックの仕掛けた罠にはまる。一方、ジョンがメアリーを失ったあとカウンセリングを受けていた精神科医が、シャーロ…

シンメトリー

美しい法則が常にシンメトリーとは限らない。 月の光も、流れる雲も、あるべき場所から逆算して「今」を存在しているわけではない。

Sherlock Season 4 Episode 2「The Lying Detective」

《今話の要約》 メアリーの死で、シャーロックとジョンの仲は遠ざかる。ジョンはセラピストに未だメアリーの幻想を抱いていることを打ち明ける。悪役カルヴァートン・スミス登場。娘のフェイスはシャーロックに一枚の紙を見せた。「one name(一人の名前)」…

傷つかなくなること

Mieux comprendre la vraie chose どういうわけか、まったく傷つかなくなってしまった。 無意識の防御、心や思考を凍らせたからか。少なくとも、自分を愛したからじゃない。 人を傷つけるのも人間、救うのもまた人間。 凡人に否定され、非難されても、なぜか…

カルメンのように

寒い中並んでオペラ座にチケットを買いにいった。カウフマン目当てのローエングリン、また来月の「魔笛」とも手が出ない額。 そこへきて、予想外、6月末のカルメンで15ユーロの席が!即ゲット。エリーナ・ガランチャさんの日。圧倒的存在感を誇るメゾソプラ…

2017パリオペラ座バレエ公演案内

2017パリオペラ座バレエ公演案内 先月のクリスマス公演を終えてオペラ座バレエ団はレッスン期間に入っている模様ですね。1月は公演はありません。2月、3月と現代ものが続きます。マクレガーは全く趣味ではないので見にいきません。「真夏の夜の夢」は新た…

天国のドアーーいつも何も引き返さない

きっと悲しむだろう。 記憶が手のひらに、こんなにあたたかい。1月の夜、雨上がりの生暖かい風が吹いた。 冬のど真ん中でひとり、春を感じるには早すぎて。 きっと悲しんでいるだろう。手をつないでかえったあの日から、 ちっとも変わっていないのに、何一…

ハーフandハーフ

moitiéーmoitié 良いことと悪いことは同時にやってくる。 良いことが来たら突っ込め。悪いことが来たら、顔を沈めていろ。 中学の頃ぐらいから、ずっと心の片隅にあった言葉。確か米国の人の。 ーー何かを選ぶことはもうひとつあったかもしれない可能性を捨…

適当な名称の見つからない悲しみ

Une certaine sorte de tristesse 別にサガンを真似るわけでもないが、この適当な名称の見つからない感情をなんと呼んだらいいのか知る人は。 人の卑しさの寸法をはかり、図に乗って、自分では何一つ生み出さないタイプの。 嵐を見たら「これは嵐だ」と判断…

トラピスト流の厳しさの中にだけ

Réponse de haute performance 巧みに構築された高濃度の落ち込み方であれば、長期的にはまだ有意義でもあるが。 その場しのぎの「趣味」とかいう享楽の中で、人は一体何を得るのか理解できない。人生に趣味の時間はないという私を笑うあなたはその資格があ…

サバイバーとしての物語

ーーPour l'histoire comme un survivant qui a surmonté l'adversité 今、夜中2時。眠れずにいる。ここ2、3日ほとんど勉強が手につかないでいる。おそらくこの週末は全く机に向かえないだろう。ブログにすら本当のことは書けない昨今。 生存のためだけに…

空だけはいつもそこに Le ciel Invariable

---Le ciel Invariable 涼風真世さん、年末に無事35周年記念CD発売コンサート終えられたそう。生でpuck(夜の部は麻乃佳世さんがゲスト!)だのエリザだの聴けたらその場で倒れそう。デビューが二十歳、単純計算で××歳?あのお肌のツヤ、麗しいお声、永遠の…