Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

Bonne vacance!! さよならの代わりに

http://www.milkmagazine.net/wp-content/uploads/2016/07/07_wissant_300916-2956-990x640.jpg

久しぶりに、自分のことを書きます。

こちらのブログは、ダンス専門ブログにしようと、フランス語で別サイトを立ち上げていたので。でも今日は、こっちに書きます。日本語で。

 別れの言葉は「Bonne vacance」でした。

ビズ(ほっぺにチュ)なんてされたら、たまらないので、こちらから先に、握手の手をさしのべました。

「ちゃんと休んでね」と言ったら、「ああ、君も」と。

5年2ヶ月のパリ滞在中、慕った人との別れは、ほんの数秒でした。

2014年11月から、2017年7月までの2年半ちょっと、うち、真剣勝負で向き合ったのは、2016年8月からのほんの11ヶ月にしか満たず。

にも関わらず、パリ生活の、そしてフランス語への情熱の、ほぼ全てでした。

それらは、一滴も、報われることはなかった。

ふたこと、上記のやりとりをして、なんということもなく、階段を降りて、道に出た途端、涙が、頬にポタポタと流れました。

7月後半の空は少し青く、涼しげな風の午後でした。

思えばいつもこんなことの繰り返しだったな。感情をできる限り抑えて、生きてきた。

出会いと別れ。今月末、私はこの花の都を去り、フランスの他都市にて、来月より新たな研究のスタートを切ることになりました。

Bonne vacance!! ーーー良い休暇を、良い夏を! 

モーリス・ベジャール・バレエ団 2017年日本公演

フランスの振付家、モーリス・ベジャールがなくなって、もう10年になるんですね。没後10年記念、ということで本年秋に日本公演が企画され、シークレット先行販売がイープラスにて、22日より開始されるようです。
「バレエ版「魔笛」とベジャール&ロマンの傑作集」とのことです。

f:id:kotorio:20170721181606p:plain

東京文化会館大ホール

7/22(土)12:00~  シークレット先行販売

Aプロ 11/17(金)~11/19(日)

演目: 「魔笛」 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの2幕のオペラ
台本:エマニュエル・ヨハン・シカネーダー  振付・演出:モーリス・ベジャール

Bプロ 11/25(土)~11/26(日)

演目: 「ボレロ」 振付:モーリス・ベジャール  音楽:モーリス・ラヴェル

「ピアフ」 振付:モーリス・ベジャール  音楽:エディット・ピアフ

「アニマ・ブルース」 振付:ジル・ロマン  音楽:シティパーカッション

「兄弟」 振付:ジル・ロマン 音楽:モーリス・ラヴェル
指揮:カール・ベーム、管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

「ボレロ」及びジル・ロマンは見る価値大。この機会をお見逃しなきよう。

ベジャールバレエ団は21日からブタペストのサマーフェスティバルにこちらの作品で参加するようですね。

Béjart Ballet Lausanne - Le Presbytère n'a rien perdu de son charme, ni le jardin de son éclat - YouTube

Béjart Ballet Lausanne

Chemin du Presbytère 12
1004 Lausanne Tél. +41 21 641 64

公式ホームページ Accueil | Béjart Ballet Lausanne

Sherlock フランス語吹き替え版 season4 (France 4)

BBCシャーロック、英国で元旦から4が放映されており英語放映終了後すぐ、1月3週に仏語吹き替え版が発売。即購入しました。フランスでは、「フランス4」という国営局が権利を所有しており、3月に3話放映済みです。

日本では今月確か字幕版?吹き替え版?が放映されているんですよね。

こちらはフランス4のコマーシャルです。

英国でも、フランスでも最終話の設定に対する否定的な評やファンサイトが多いようですが、私はシャロの想いや、ユーロスの悲しみにシンクロしすぎて、作品の出来そのものを通り越し、入り込んでしまいました。

幼児期に同体験のある人には、胸にナイフを突き刺されるような結末です。

シーンは申しませんが、シャロの指が細くて長くて、美しくて、涙が出てきます。

以前は「チーズと洋ナシの間」本ブログで、カテゴリーまでつくってシャロ情報を事細かに記載しておりましたが、いつしかフランスのグルメブログに取って代わり、そちらにアップするのも不釣り合いになってしまいました。こっそりと、ダンスブログに記すことにして、私の心に留めて置きたいと思います。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

フランスCMおまけ編です。シャロ吹き替え役が(もちろんフランス語で)「あー。これセーヌ川で、これエッフェル塔で・・、ああ、もうすぐ始まる〜」というだけの、20秒程度の、なんということもないコマーシャルです。

www.youtube.com

7月17日(月)NHK-BSプレミアムシアター ノルウェー国立バレエ

16日(日)深夜の放映になりますので、皆様、お間違えのありませんよう。

・ノルウェー国立バレエ『幽霊』

・ドキュメンタリー『イリ&オットー プラハが生んだ双子のダンサー』
・イリ&オットー・ブベニチェク振付 バレエ『オルフェウス』

www.youtube.com

ノルウェー国立バレエ「幽霊」
<振 付>シーナ・エスペヨールド <音 楽>ニルス・ペッター・モルヴェル

<出 演>オスヴァル/アルヴィング陸軍大尉(オスヴァルの父):アンドレアス・ヘイセ
アルヴィング夫人(オスヴァルの母):カミーラ・スピッツオー
牧師マンデルス:オーレ・ウィリー・ファルクハウゲン
レギーネ(召使):グレーテ・ソフィーエ・ボールンド・ニューバッケン
ノルウェー国立バレエ団 ノルウェー国立バレエ学校

<演 出>マーリット・モーウム・アウネ 2017年2月20・21日 オスロ・オペラハウス

イプセンの「幽霊」が原作。音楽のニルス・ペッター・モルヴェルはノルウェー人のトランペット奏者とのことです。

http://operaen.no/en/Performances/Arkiv/Ibsens-Ghosts/

ドキュメンタリー「イリ&オットー プラハが生んだ双子のダンサー」
<出 演>イリ・ブベニチェク オットー・ブベニチェク

www.youtube.com

YouTubeで探していて、たまたま見つけたのですがクラシカジャパンでも17日に放映されるのでしょうか、すごく興味があります。

イリ&オットー・ブベニチェク振付 バレエ「オルフェウス」
<演 目> バレエ「オルフェウス」
<振 付> イリ・ブベニチェク  オットー・ブベニチェク

<出 演> イリ・ブベニチェク オットー・ブベニチェク
アンナ・ヘルマン ツォンゴール・カッサイ テレジエ・コヴァロヴァ(チェロ)
アナベレ・デュガス(バイオリン)
<衣 装>ドミニカ・クンツマンノヴァ 2016年9月28日 ニュー・ステージ

アヴィニョン演劇祭 2017

http://jp.france.fr/sites/default/files/imagecache/atf_slider_contentv2/viafrance/207788_1000x500.jpg

2017年 7月 06日 ~ 2017年 7月 26日


フランスのみならず、ヨーロッパ演劇の夏の一大イベント、南仏のアヴィニョン演劇祭が明日7月6日から開幕します。

1947年、演出家のジャン・ヴィラールの始めた当演劇祭は、世界最古、最も有名な演劇のフェスティバルのひとつといっていいでしょう。

開始当時は古典劇を専門に上演していました。その後、コンテンポランも上演されるようになっていき、1966年には、モーリス・ベジャールの『20世紀バレエ団』(Ballet du XXe siècle)を招きました。

以降、ダンス、ミュージカル、オペラ、人形劇など、形式にこだわらぬ、幅広い「パフォーマンス・アート」の祭典となっています。

公式のアヴィニョン演劇祭を「イン」と呼ぶのに対し「オフ」という自主公演が至るところで行われるのも独特の習わしです。

国内外より、600の団体が参加し、毎年チケットも争奪戦。

「教皇庁の前庭」がメイン会場となりますが、市内100か所以上で、20日間にわたり、あらゆる種類の舞台芸術、パフォーマンスが上演され、バカンス7月組(フランス人はバカンス7月組と8月組に分かれる傾向がありますね)にとって、アヴィニョンは老若男女問わず、夏の聖地と化します。

今年の演劇予告編から一つどうぞ。

www.youtube.com

アヴィニョン演劇祭 2017年公式ホームページはこちら

www.festival-avignon.com

ロシアの至宝 ウリヤーナ・ロパートキナさん 現役引退

私の大好きなバレリーナの一人、ロシアのウリヤーナ・ロパートキナさんが、そのキャリアを終えたことを発表しました。所属のマリインスキー劇場の公式サイトです。

Ульяна Лопаткина сообщила о завершении танцевальной карьеры

http://i.telegraph.co.uk/multimedia/archive/02996/XU8116508_SwanLake_2996793b.jpg

今シーズン、彼女の姿は、怪我のため舞台でみることはありませんでした。アデュー公演は予定されません。

1973年生まれのロパートキナは現在43歳です。世界でも、最高の白鳥(と黒鳥)の踊り手でした。20代の頃のインタビューを見ても、その研ぎ澄まされた感性、高い精神性は、まさしく私の求める「芸術の真髄」そのものでした。

f:id:kotorio:20170617222554p:plain

Uliana Lopatkina of the Mariinsky Ballet in “The Dying Swan,” at the Brooklyn Academy of Music on Friday. Credit Photographs by Julieta Cervantes for The New York Times

43歳、ちょうど、パリオペラ座の引退年齢と同じです。

マリインスキー・バレエは、しばしば来日公演が行われ、派手さはありませんが「ロパートキナ・ガラ」など、日本人にもファンが多かったのではないかと思います。

ダニーラ・コルスンツェフとペアの「ダイヤモンド」も名演でしたね。

彼女の現役中に、サンクトペテルブルグ、本家マリインスキー劇場に見に行きたい、という夢はついに叶わずじまいでした。

www.youtube.com

日本では、7月22日公開予定のドキュメンタリー映画「パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち」で、ロパートキナが「愛の伝説」をリハーサルするシーンが登場します。「ウリヤーナ・ロパートキナ 孤高の白鳥」を手がけたマレーネ・イヨネスコ監督作品です。

 

https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQdohqSx82aws50HlHNHNhTIyGzqwZYnr75qoytuIEABPX1btTu

ロパートキナさん公式HP  Official webpage of Uliana Lopatkina

 個人的にーーいろいろな想いが溢れているのですが、今日はここまで。

18日深夜放映 パリオペラ座「夏の夜の夢」NYCB in パリ「バランシン・ガラ」

6月19日(月 )午前0:00~午前4:00 [18日・日曜深夜] NHKプレミアムシアターにて

今年3月に上演されて間もない、パリ・オペラ座「夏の夜の夢」、NYCB in パリ「バランシン・ガラ」(収録:2017年3月18・23日 )が早くも日本放映予定です。

f:id:kotorio:20170617214347p:plain

パリ・オペラ座、バランシン振付「真夏の夜の夢」は、クリスチャン・ラクロワがデザインした華麗な衣装も大変な話題を巻き起こしました。

妖精の女王・ティターニア役にエレオノーラ・アバニャートと、妖精の王・オベロン役のユーゴ・マルシャン。力強いテクニックと個性の持ち主の二人です。情熱的な、オペラさながらの印象深い完成度であることは言うまでもありません。

www4.nhk.or.jp/premium

バレエの巨匠バランシン振付作品です。今年3月のパリ・オペラ座公演「夏の夜の夢」にはアバニャート、マルシャンらのエトワールが登場、ラクロワの衣装と可憐な妖精たちにもご注目。▽1:51~ニューヨーク・シティ・バレエinパリ。バランシンならではの群舞が美しい「ワルプルギスの夜」、ドラマ性溢れる「ラ・ヴァルス」水晶宮の名でも知られる「シンフォニー・イン・C」など魅力を凝縮してお届けします。

こちらはパリオペラ座公式サイトのトレーラーです。

www.youtube.com

◇パリ・オペラ座バレエ「夏の夜の夢」(0:02:30~1:50:00) 全2幕

<振 付>ジョージ・バランシン <音 楽>フェリックス・メンデルスゾーン
<原 作>シェークスピア「夏の夜の夢」

<出 演>
ティターニア(妖精の女王):エレオノーラ・アバニャート
オベロン(妖精の王):ユーゴ・マルシャン
妖精パック:エマニュエル・ティボー
ハーミア:レティシア・プジョル
ライサンダー:アレッシオ・カルボーネ ヘレナ:ファニー・ゴース
ディミトリアス:オードリック・ベザール ヒッポリータ:アリス・ルナヴァン
シーシアス:フロリアン・マニュネ ボトム:フランチェスコ・ヴァンタッジオ
ティターニアの騎士:ステファン・ビュリョン パピヨン:ミュリエル・ズスペルギー
ディヴェルティスマン:パク・セウン、カール・パケット

<合 唱>パリ・オペラ座合唱団 <合唱指揮>ホセ・ルイス・バッソ
<管弦楽>パリ・オペラ座管弦楽団 <指 揮>サイモン・ヒューイット

<舞台美術・衣装>クリスティアン・ラクロワ
<照 明>ジェニファー・ティプトン

皆様、どうぞお見逃しなきよう!!