Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

Sherlock フランス語吹き替え版 season4 (France 4)

BBCシャーロック、英国で元旦から4が放映されており英語放映終了後すぐ、1月3週に仏語吹き替え版が発売。即購入しました。フランスでは、「フランス4」という国営局が権利を所有しており、3月に3話放映済みです。

日本では今月確か字幕版?吹き替え版?が放映されているんですよね。

こちらはフランス4のコマーシャルです。

英国でも、フランスでも最終話の設定に対する否定的な評やファンサイトが多いようですが、私はシャロの想いや、ユーロスの悲しみにシンクロしすぎて、作品の出来そのものを通り越し、入り込んでしまいました。

幼児期に同体験のある人には、胸にナイフを突き刺されるような結末です。

シーンは申しませんが、シャロの指が細くて長くて、美しくて、涙が出てきます。

以前は「チーズと洋ナシの間」本ブログで、カテゴリーまでつくってシャロ情報を事細かに記載しておりましたが、いつしかフランスのグルメブログに取って代わり、そちらにアップするのも不釣り合いになってしまいました。こっそりと、ダンスブログに記すことにして、私の心に留めて置きたいと思います。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

フランスCMおまけ編です。シャロ吹き替え役が(もちろんフランス語で)「あー。これセーヌ川で、これエッフェル塔で・・、ああ、もうすぐ始まる〜」というだけの、20秒程度の、なんということもないコマーシャルです。

www.youtube.com

7月17日(月)NHK-BSプレミアムシアター ノルウェー国立バレエ

16日(日)深夜の放映になりますので、皆様、お間違えのありませんよう。

・ノルウェー国立バレエ『幽霊』

・ドキュメンタリー『イリ&オットー プラハが生んだ双子のダンサー』
・イリ&オットー・ブベニチェク振付 バレエ『オルフェウス』

www.youtube.com

ノルウェー国立バレエ「幽霊」
<振 付>シーナ・エスペヨールド <音 楽>ニルス・ペッター・モルヴェル

<出 演>オスヴァル/アルヴィング陸軍大尉(オスヴァルの父):アンドレアス・ヘイセ
アルヴィング夫人(オスヴァルの母):カミーラ・スピッツオー
牧師マンデルス:オーレ・ウィリー・ファルクハウゲン
レギーネ(召使):グレーテ・ソフィーエ・ボールンド・ニューバッケン
ノルウェー国立バレエ団 ノルウェー国立バレエ学校

<演 出>マーリット・モーウム・アウネ 2017年2月20・21日 オスロ・オペラハウス

イプセンの「幽霊」が原作。音楽のニルス・ペッター・モルヴェルはノルウェー人のトランペット奏者とのことです。

http://operaen.no/en/Performances/Arkiv/Ibsens-Ghosts/

ドキュメンタリー「イリ&オットー プラハが生んだ双子のダンサー」
<出 演>イリ・ブベニチェク オットー・ブベニチェク

www.youtube.com

YouTubeで探していて、たまたま見つけたのですがクラシカジャパンでも17日に放映されるのでしょうか、すごく興味があります。

イリ&オットー・ブベニチェク振付 バレエ「オルフェウス」
<演 目> バレエ「オルフェウス」
<振 付> イリ・ブベニチェク  オットー・ブベニチェク

<出 演> イリ・ブベニチェク オットー・ブベニチェク
アンナ・ヘルマン ツォンゴール・カッサイ テレジエ・コヴァロヴァ(チェロ)
アナベレ・デュガス(バイオリン)
<衣 装>ドミニカ・クンツマンノヴァ 2016年9月28日 ニュー・ステージ

アヴィニョン演劇祭 2017

http://jp.france.fr/sites/default/files/imagecache/atf_slider_contentv2/viafrance/207788_1000x500.jpg

2017年 7月 06日 ~ 2017年 7月 26日


フランスのみならず、ヨーロッパ演劇の夏の一大イベント、南仏のアヴィニョン演劇祭が明日7月6日から開幕します。

1947年、演出家のジャン・ヴィラールの始めた当演劇祭は、世界最古、最も有名な演劇のフェスティバルのひとつといっていいでしょう。

開始当時は古典劇を専門に上演していました。その後、コンテンポランも上演されるようになっていき、1966年には、モーリス・ベジャールの『20世紀バレエ団』(Ballet du XXe siècle)を招きました。

以降、ダンス、ミュージカル、オペラ、人形劇など、形式にこだわらぬ、幅広い「パフォーマンス・アート」の祭典となっています。

公式のアヴィニョン演劇祭を「イン」と呼ぶのに対し「オフ」という自主公演が至るところで行われるのも独特の習わしです。

国内外より、600の団体が参加し、毎年チケットも争奪戦。

「教皇庁の前庭」がメイン会場となりますが、市内100か所以上で、20日間にわたり、あらゆる種類の舞台芸術、パフォーマンスが上演され、バカンス7月組(フランス人はバカンス7月組と8月組に分かれる傾向がありますね)にとって、アヴィニョンは老若男女問わず、夏の聖地と化します。

今年の演劇予告編から一つどうぞ。

www.youtube.com

アヴィニョン演劇祭 2017年公式ホームページはこちら

www.festival-avignon.com

ロシアの至宝 ウリヤーナ・ロパートキナさん 現役引退

私の大好きなバレリーナの一人、ロシアのウリヤーナ・ロパートキナさんが、そのキャリアを終えたことを発表しました。所属のマリインスキー劇場の公式サイトです。

Ульяна Лопаткина сообщила о завершении танцевальной карьеры

http://i.telegraph.co.uk/multimedia/archive/02996/XU8116508_SwanLake_2996793b.jpg

今シーズン、彼女の姿は、怪我のため舞台でみることはありませんでした。アデュー公演は予定されません。

1973年生まれのロパートキナは現在43歳です。世界でも、最高の白鳥(と黒鳥)の踊り手でした。20代の頃のインタビューを見ても、その研ぎ澄まされた感性、高い精神性は、まさしく私の求める「芸術の真髄」そのものでした。

f:id:kotorio:20170617222554p:plain

Uliana Lopatkina of the Mariinsky Ballet in “The Dying Swan,” at the Brooklyn Academy of Music on Friday. Credit Photographs by Julieta Cervantes for The New York Times

43歳、ちょうど、パリオペラ座の引退年齢と同じです。

マリインスキー・バレエは、しばしば来日公演が行われ、派手さはありませんが「ロパートキナ・ガラ」など、日本人にもファンが多かったのではないかと思います。

ダニーラ・コルスンツェフとペアの「ダイヤモンド」も名演でしたね。

彼女の現役中に、サンクトペテルブルグ、本家マリインスキー劇場に見に行きたい、という夢はついに叶わずじまいでした。

www.youtube.com

日本では、7月22日公開予定のドキュメンタリー映画「パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち」で、ロパートキナが「愛の伝説」をリハーサルするシーンが登場します。「ウリヤーナ・ロパートキナ 孤高の白鳥」を手がけたマレーネ・イヨネスコ監督作品です。

 

https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQdohqSx82aws50HlHNHNhTIyGzqwZYnr75qoytuIEABPX1btTu

ロパートキナさん公式HP  Official webpage of Uliana Lopatkina

 個人的にーーいろいろな想いが溢れているのですが、今日はここまで。

18日深夜放映 パリオペラ座「夏の夜の夢」NYCB in パリ「バランシン・ガラ」

6月19日(月 )午前0:00~午前4:00 [18日・日曜深夜] NHKプレミアムシアターにて

今年3月に上演されて間もない、パリ・オペラ座「夏の夜の夢」、NYCB in パリ「バランシン・ガラ」(収録:2017年3月18・23日 )が早くも日本放映予定です。

f:id:kotorio:20170617214347p:plain

パリ・オペラ座、バランシン振付「真夏の夜の夢」は、クリスチャン・ラクロワがデザインした華麗な衣装も大変な話題を巻き起こしました。

妖精の女王・ティターニア役にエレオノーラ・アバニャートと、妖精の王・オベロン役のユーゴ・マルシャン。力強いテクニックと個性の持ち主の二人です。情熱的な、オペラさながらの印象深い完成度であることは言うまでもありません。

www4.nhk.or.jp/premium

バレエの巨匠バランシン振付作品です。今年3月のパリ・オペラ座公演「夏の夜の夢」にはアバニャート、マルシャンらのエトワールが登場、ラクロワの衣装と可憐な妖精たちにもご注目。▽1:51~ニューヨーク・シティ・バレエinパリ。バランシンならではの群舞が美しい「ワルプルギスの夜」、ドラマ性溢れる「ラ・ヴァルス」水晶宮の名でも知られる「シンフォニー・イン・C」など魅力を凝縮してお届けします。

こちらはパリオペラ座公式サイトのトレーラーです。

www.youtube.com

◇パリ・オペラ座バレエ「夏の夜の夢」(0:02:30~1:50:00) 全2幕

<振 付>ジョージ・バランシン <音 楽>フェリックス・メンデルスゾーン
<原 作>シェークスピア「夏の夜の夢」

<出 演>
ティターニア(妖精の女王):エレオノーラ・アバニャート
オベロン(妖精の王):ユーゴ・マルシャン
妖精パック:エマニュエル・ティボー
ハーミア:レティシア・プジョル
ライサンダー:アレッシオ・カルボーネ ヘレナ:ファニー・ゴース
ディミトリアス:オードリック・ベザール ヒッポリータ:アリス・ルナヴァン
シーシアス:フロリアン・マニュネ ボトム:フランチェスコ・ヴァンタッジオ
ティターニアの騎士:ステファン・ビュリョン パピヨン:ミュリエル・ズスペルギー
ディヴェルティスマン:パク・セウン、カール・パケット

<合 唱>パリ・オペラ座合唱団 <合唱指揮>ホセ・ルイス・バッソ
<管弦楽>パリ・オペラ座管弦楽団 <指 揮>サイモン・ヒューイット

<舞台美術・衣装>クリスティアン・ラクロワ
<照 明>ジェニファー・ティプトン

皆様、どうぞお見逃しなきよう!!

ラ・シルフィード パリオペラ座バレエ団

ラ・シルフィード (仏: La Sylphide) 初演は1832年3月12日パリオペラ座。全二幕。7月1日からパリオペラ座で上演されますが、私は最もこの役を見てみたかったLéonore Baulacの日に行きます。配役表は、オペラ座公式サイトで発表されています。

f:id:kotorio:20170617210848p:plain リハーサル風景

La Sylphide - Ballet - Programmation Saison 16/17 - Opéra national de Paris

「ジゼル」「白鳥の湖」とともに三大バレエ・ブラン(Ballet Blanc;白のバレエ)のひとつに数えられるロマンティックバレエの代表作です。

初代シルフィードを演じたマリー・タリオーニはやわらかいチュールを重ねた膝下丈のロマンティックチュチュを身に付け、ポワント技術を駆使して踊り、妖精の叙情的で幻想的な世界を表現し自身の名を不朽のものとしました。

振付はマリー・タリオーニの父フィリッポ・タリオーニ。音楽はジャン・マドレーヌ・シュナイツホーファ(タリオーニ版)。
タリオーニ版を観たオーギュスト・ブルノンヴィルが自国デンマーク王立劇場での上演を希望するが叶えられず、ヘルマン・フォン・ロヴィンショルドの音楽に新たに振付けて1836年11月26日にデンマーク王立バレエ団により上演しました。これが、「ブルノンヴィル版」として現在まで受け継がれています。

1972年、パリオペラ座でピエール・ラコットがタリオーニ版を復元(ラコット版)。

《あらすじ》
第1幕
スコットランドの農村、婚約者エフィとの結婚式を控えたジェイムズの前にシルフィードが現れて魅惑的に踊り彼を魅了する。親戚や友人たちが祝福に訪れるが、エフィを愛するグエンは彼女を諦められない。占い師マッジはエフィに「幸福な結婚をするが相手はジェイムズではなくグエンである」と告げ、怒ったジェイムズによって追い出される。
ひとびとが式の準備に出てジェイムズがひとりになると再びシルフィードが現れ、結婚を知ると嘆き悲しみながら愛を告白する。やがて結婚式が行われるが、シルフィードが指輪を奪い去り、ジェイムズは彼女を追って森へ行く。

第2幕
ジェイムズはシルフィードを追うが、触れようとするとすり抜けていくシルフィードに想いが募り、マッジにそれを肩にかけると飛べなくなるというショールをもらい受ける。しかしそれは呪いのショールであり、そうと知らずジェイムズがシルフィードの肩にかけると、背中の羽が落ちもがき苦しみ、シルフィードは愛に後悔はないと告げて死ぬ。そこへエフィとグエンの結婚式の鐘が鳴り、すべてを失ったジェイムズは嘆き息絶える。 

www.youtube.com

現監督、オーレリ・デュポン主演、相手役はマチュー・ガニオという史上最高の「シルフィード」の2014年映像です。(全4回、連続でYouTubeでみることができます)

これぞフランス・バレエの伝統といえる美と技にあふれた舞台は、まさにパリ・オペラ座のお家芸といえるでしょう。この世ならぬものへの憧れをかきたてる、真正ロマンティック・バレエの真髄です。

ドキュメンタリー映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』7月日本公開

パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏と伝統の受け継ぐダンサーたちの姿を描き出したドキュメンタリー映画、『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』。東京「Bunkamura ル・シネマ」での公開が7月22日(土)とのことです。公式サイトはこちらから。

backstage-movie.jp

「ロパートキナ 孤高の白鳥」「至高のエトワール パリ・オペラ座に生きて」などバレエが題材のドキュメンタリーを多く手がけてきたマレーネ・イヨネスコ監督が、現役トップダンサーたちとその指導者、オペラ座バレエ学校の子どもたちの姿を通し、夢と伝統が受け継がれていく様子をとらえた作品です。古典からコンテンポラリーまで数々の演目が全編を通して登場するほか、押しも押されぬ大人気エトワールのマチュー・ガニオが語るダンサーとしての本音、新作に取り組むレッスン風景、ロパートキナのリハーサル風景なども収録しています。

公式予告編

www.youtube.com

パリオペの日本公演は終了した頃でしょうか。

23歳の若き期待の星、ユーゴ・マルシャンがエトワールに昇格されるという歴史に刻まれる瞬間に日本の観客皆さんが立ち会ったという事実は、パリ在住の筆者にとっても、こころから羨ましい限りです。

公式サイトでは、パリ・オペラ座ガルニエ宮、及びパリオペを代表する新旧のエトワールたちーーマチュー以外にも、アニエス・ルテステュのアップ、また将来を担うこと確実のエトワール候補らの横顔が並んでいます。

f:id:kotorio:20170311053821p:plain

f:id:kotorio:20170311053843p:plain

『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』Backstage 監督:マレーネ・イヨネスコ

出演:マチュー・ガニオ/アニエス・ルテステュ/ウリヤーナ・ロパートキナ/オニール八菜/バンジャマン・ペッシュ/ウィリアム・フォーサイス/アマンディーヌ・アルビッソン/ジョシュア・オファルト/エリザベット・プラテル/バンジャマン・ミルピエ/ジャン=ギョーム・バール/ローラン・イレール/ジェレミー・ベランガール/ステファン・ビュリヨン/ギレーヌ・テスマー

配給:ショウゲート 公開 Bunkamuraル・シネマ 7月22日(土)より