Chose de parler de la danse ダンスについて語ること

Autoportrait de l'auteur en danse :パリ、ダンス、言葉の敷石を踏みしめて

マニュエル・ルグリ『Stars in Blue』 BALLET & MUSIC 2019春

マニュエル・ルグリ率いる海外のトップダンサーと、国際的に活躍する

日本の音楽家の饗宴となる、バレエコンサート『Stars in Blue』

2019年春に愛知、東京、大阪で行われます。

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プログラム

・『タイトル未定』(新作)

振付:パトリック・ド・バナ 音楽:未定
出演:マニュエル・ルグリ、オルガ・スミルノワ
・『鏡の中の鏡(仮)』(新作)

振付:パトリック・ド・バナ 音楽:アルヴォ・ペルト
出演:セミョーン・チュージン、木本全優、三浦文彰(ヴァイオリン)、田村響(ピアノ)
・『Moment』

振付:ナタリア・ホレツナ 音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ
出演:マニュエル・ルグリ、滝澤志野(ウィーン国立バレエ団専属ピアニスト)


愛知公演チケット

S席:11,000円 A席:8,000円(U25:4,000円) B席:6,000円(U25:3,000円)
C席 :4,000円(U25:2,000円) プレミアムシート:14,000円

・一般発売:2018年10月27日(土)10:00

愛知県芸術劇場メンバーズウェブ先行発売:10月19日(金)10:00 ~20日(土)

その他の会場はこちら
2019年3月8日(金)・9日(土)東京都 東京芸術劇場 コンサートホール

2019年3月11日(月)大阪府 ザ・シンフォニーホール

2019年3月14日(木)宮崎県 メディキット県民文化センター

2019年3月17日(日)愛知県 愛知県芸術劇場 コンサートホール

【kotorioからのひとこと】

マニュエル・ルグリとオルガ・セミオノワとの共演、セミョーン・チュージンと

木本全優さんという男性ダンサー同士のデュオ、「ルグリ・ガラ」で

ルグリの新しい一面を見せた『Moment』の再演。

ファンには新しいおどろきの詰まった公演になりそう。

来日ツアーNo. 1イケメンダンサー フリーデマン・フォーゲル シュツットガルト・バレエ団

『オネーギン』『白鳥の湖』で初日の主役をつとめるのはフリーデマン・フォーゲル。

カンパニーを代表するプリンシパルとして来日を重ねてきたフォーゲルくんが、

今回の公演にかける想いを会見で語りました。

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ーー1998年の入団以来一貫してシュツットガルトでキャリアを積んできた、このバレエ団の魅力とは?


 シュツットガルトでは、クランコを始めとする全幕作品に加えて、毎シーズン、新作のクリエーションに関わることができます。

 他のバレエ団やガラに出演して視野を広げることも大切ですが、ホームと呼べるバレエ団に所属していないと、系統だったレパートリーを踊れません。私達のレパートリーは、実に多彩。さらには、同僚のダンサー達は、その人それぞれの個性を持ち、まるで違う言葉を話しているかのように異なるイメージを生み出す。そこに身を置くことによって、自分を成長させることができる。

それが私にとってのシュツットガルト・バレエ団です。


ーーー看板演目の『オネーギン』。持ち役はオネーギンの友人レンスキーで、初主役は4年前とか?


 シュツットガルトの男性ダンサーにとって、『オネーギン』は神聖な作品。ようやく踊るチャンスに恵まれ、感無量でした。完全燃焼できる役柄。レンスキーも重要な役ですが、オネーギンと決闘した結果、物語の途中で突然、命を落としてしまう。出番が終わった時、満たされない気持ちが残っていました。

 でもオネーギンは最後までドラマに関わり、思い悩み、タチヤーナに思いの丈をぶつけます。その思いは成就しなくても、役を全うする。幕が降りた時、全てを出し切り、自分が空っぽになったように感じてしまいます。

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ーーこの作品は、なぜ、観客を魅了するのか。


 私達の人生そのものを映し出すから。確かにオネーギンという人物は、好人物ではありません。厭世的で、田舎のブルジョア達を見下し、タチヤーナの美貌に目を留めても、彼女の芯の強さは見過ごし、他人を傷つけてしまう。でも、人間は善人ばかりでなく、誰しも、同じような状況に遭遇したことがあるはず。オネーギンの狭量さに共感できなくても、彼の生き方に心を動かされるのだと思います。


ーーラスト、タチヤーナとオネーギンが踊るパ・ド・ドゥは圧巻です。タチヤーナ役とパートナーシップの構築は。


 チャイコフスキーの叙情的な音楽にのって、演劇性豊かなクランコ振付を踊るーーパートナーと二人で役に飛び込み、二人の世界を築き、二人の物語を紡ぎ出す。感情を吐露するだけでなく、クランコの高度な振付を踊りこなさなくてはなりません。十分に稽古を重ねて互いを理解し、信頼関係を築くとエネルギーが湧き出し奇跡的な舞台を生み出せると信じています。

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ーークランコ版『白鳥の湖』について。

 振付の大筋は伝統的なプティパ=イワーノフ版に準じていますが、よりドラマチックに改訂されています。様式的なマイムを使うかわりに、何気ない立ち居振る舞いで登場人物の心の動きを描き出します。

 王子はオデットを見つめ、彼女に駆け寄り、手を差し伸べ、そっと抱き寄せる。型通りの演技ではなく、ディテールを積み重ねて、細やかでリアルな表現に昇華していきます。ユルゲン・ローゼの美術も見事。第三幕の宮殿のシーンでは、舞台装置が屹立し、王子を追い詰めているよう。オディールとのパ・ド・ドゥの音楽編成も独特で、視覚と聴覚の両方から、オディールが王子を翻弄する様子を具現していきます。

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ーー王子とオデット姫が悪魔に打ち勝つのではなく、命を落とすのでもない、独自の幕切れについては。

  二人は永遠に結ばれることはない。この物語の悲劇性を増す解釈だと思います。終幕のパ・ド・ドゥもクランコのオリジナリティ溢れる振付で、最後に待ち構えている悲劇を際立たせる。クランコの深い洞察力に圧倒されます。

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ーータマシュ・デートリッヒ氏の新芸術監督就任について。
 来シーズンのレパートリーは、エキサイティング。アクラム・カーンやイリ・キリアンが新作を振り付け、マクミランの『うたかたの恋』を初上演します。日本公演は、タマシュの就任後、初の海外公演です。新監督の船出を素晴らしいものにするためにも、最善を尽くすよ。

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11/10(土)、11/11(日)限定 シュツットガルト・バレエ団 サイン会

現在来日ツアー中シュツットガルト・バレエ団、休憩時間下記イベントが行われます。

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2公演限定。ダンサーによるサイン会だそう。

 『白鳥の湖』 11月10日(土) 11日(日) 二回目の休憩時にロビーにて。 

11月10日(土)14:00 

  アリシア・アマトリアン、フリーデマン・フォーゲル、ロマン・ノヴィッキー

11月11日(日)14:00

  エリサ・バデネス、アドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァ、

  マッテオ・クロッカード=ヴィラ

《注意事項》

・当日観劇チケットで入場中の方のみです
・サインは一人一点のみ
・サインペンは会場側が用意。自身のものではお願いできないそうです。
・ダンサーとの写真撮影は禁止。

シュツットガルト・バレエ団 ダンサーらのビデオメッセージ2

引き続き、主演級のダンサーたちのビデオメッセージ、字幕付きです。

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フリーデマン・フォーゲル

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ディアナ・ヴィシニョーワ

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アリシア・アマトリアン

www.youtube.com

ジェイソン・レイリー

www.youtube.com

 

普段の顔が垣間見られて嬉しいですね。

オネーギン、本家本元が日本で観られるなんて、羨ましい限りです。

今や、世界レベルのバレエやダンスがみたくば「TOKYO」に行くしかない、

という感じでしょうか。

シュツットガルト・バレエ団 主演ダンサーのビデオメッセージ

昨日開幕したシュツットガルト・バレエ団来日公演。

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ダンサーたちのメッセージビデオが公式で発表されています。日本語字幕付き。

エリサ・バデネス

www.youtube.com

 

アンナ・オサチェンコ

www.youtube.com

デヴィッド・ムーア

www.youtube.com

アドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァ

www.youtube.com

クランコ作品の本家本元としてのパワーを日本で見ることのできる大チャンスです!

 

明日に続きます。

ジャパンツアー エリサ・バデネスさん シュツットガルト・バレエ団

第15回世界バレエフェスティバルには11名が初参加しました。新しい時代を感じたフェスティバルでしたが、その中でもエリサ・バデネスさんに注目。

太陽のように明るいオーラと生き生きとした踊り、演技に心動かされた方も多いのでは。バデネスさんの会見の模様です。

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──出演される2作品のうち、まずは『オネーギン』。初日にオリガを、そして3日目にはタチヤーナ。

 今回は二役です。オリガは何度も踊っているけれど、タチヤーナは前回の日本ツアーのときに初めて踊って以来、今回でまだ3回目。東京でお見せするのは初めてですし、舞台を経験するごとに近づいていける役だから、ワクワクしています。今回は、新しいパートナーと。クランコの振付は人間の感情に忠実で、自分が演じているのだと意識することなく、私自身のままで生き、恋をすることができます。その上オネーギン役がマチューなら、舞台上で恋に落ちるのは簡単!

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──マチュー・ガニオとの、今回の共演について

 世界バレエフェスティバルの舞台裏で会って、リハーサルが楽しみだねって言い合いました。パートナーを組むのは初めてですが、2年前にシュツットガルトアリシア・アマトリアンと踊っているのを観たときも、そしてフェスティバルの『マノン』でも本当に美しかった! パリでのオネーギンもとても素晴らしかったと聞きますから、そんなダンサーと踊れる私はなんて幸せなんだろうって思います。

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──『白鳥の湖』で組まれるアドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァさんは?

 今回が初役です。まだ若いけれど、素晴らしいテクニックを持ったダンサー、日本の皆さんは絶対に観るべき。ラティーノ特有の情熱の持ち主でもあるから、私たちは相性がいいと思います。小さなころから一緒に踊っていたダニエル・カマルゴがカンパニーを去ったときはとても悲しかったけれど、今はレンスキーを踊るデヴィッド・ムーア、ダニエル、ゲストのマチューまでいる。役を自由に表現するために、私にとって信頼できるパートナーは不可欠な存在。本当にハッピーです。


──オデット/オディール役について、バデネスさんの解釈を。

 オデットは、女王としての強さを持っている反面、恋に落ちることに対する恐怖心も抱いている女性。オディールは、ファム・ファタルですよね。意地悪になれる役だから、演じるのはとても楽しいです(笑)。初めて踊った19歳のときは、特にオデットがとても難しく感じられたのだけど、今年に入って再び踊ったときは自然と役に入り込むことができたから、日本ではより成熟した表現をお見せできると思います。

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──『白鳥の湖』クランコ版の魅力は?

 オデットの物語であると同時にジークフリートの物語でもある、そのバランスがとても素敵だと思っています。私は特に、ジークフリートが悲劇的な結末を迎える第四幕が、悲しいけれど美しくて大好き。振付に関しては、「ああクランコだ!」っていう危険な箇所がいくつかあるけれど(笑)、基本的には皆さんがよく知っている『白鳥の湖』と似ています。誰が観ても、必ず心打たれるところがあるのがクランコ版でしょう。


──最後に、新芸術監督のタマシュ・デートリッヒさんについて。

 これまでにも長い間、第二ディレクターとしてカンパニーの指導にあたってくれていましたから、何も心配していないです。大切な伝統はしっかり保ちながら、新しいレパートリーも増やしていってくれるのでは。シュツットガルト・バレエ団は、私にとって家族。家族みんなで、未来に向かって一緒に新たな一歩を踏み出すことができるのは、素敵なことだと感じています。

シュツットガルト・バレエ団記者会見レポート

11月来日のシュツットガルト・バレエ団日本公演の記者会見が催されました。

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会見には、日本公演で上演されるジョン・クランコの『オネーギン』『白鳥の湖』の2作に出演するアリシア・アマトリアン、エリサ・バデネス、フリーデマン・フォーゲル、そして『オネーギン』に客演する我らがパリ・オペラ座バレエ団のマチュー・ガニオら、世界バレエフェスティバルに出演中のスターたちも登壇、ジャパンツアーへの抱負を語りました。

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9月に芸術監督着任したデートリッヒは、「芸術監督としての初のツアーですが、私個人にとっても、またカンパニーにとっても格別の場所で公演ができ、嬉しい」と笑顔で挨拶。

「マリシア・ハイデ、リード・アンダーソンら素晴らしい芸術監督のもとで40年以上も仕事ができ、恵まれていた。継続性を重んじ、クランコのバレエを継承するとともに、新しいバレエにもチャレンジしたい。

 また若いスターを見出し、育てることも芸術監督の重要な仕事。日本公演でもアドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァが『白鳥の湖』に主演、日本人ダンサーの森田愛海も出演。若いダンサーたちに大きなチャンスを与えていきたい」。

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アリシア・アマトリアン (11/2(金)「オネーギン」、11/9(金)「白鳥の湖」主演)

ブラックスワンの映像が公開されました。

www.youtube.com

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エリサ・バデネス(11/4(日)「オネーギン」、11/10(土)「白鳥の湖」主演)

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フリーデマン・フォーゲル (11/2(金)「オネーギン」、11/9(金)「白鳥の湖」主演)

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マチュー・ガニオ (11/4(日)「オネーギン」パリオペから客演主演)

あ、この日、見に行きたい・・・

マチューくんの「オネーギン」客演にかける意気込みインタビューはこちら。

kotorio.hatenadiary.com